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44. 書店をいくつか回って、すっかり幸せな気持ちになった

2019/1/11 Paris

パリに来て6日目。そろそろ手を付けたい仕事があるので、午前中は大量にある資料を読んで過ごした。

ひと昔前なら紙資料を海外まで持ってこなくてはならなかった。でもいまは、スキャンした紙資料をエバーノートへ格納できるから楽ちんだ。メモを取りながら、iPadでさっさと読んでいった。

お昼まえにサイードのマンションから外へと出かけた。外は今日も雨模様。結局、パリに来てから晴れたのは一日だけ。でもひょっとしたら、1月のパリで一日でも晴れ間を体験できたのはラッキーだったのかもしれない。

今日の目的地はパリの市場だ。下調べをしてみると、マリ地区にほぼ毎日開いている市場があるようだ。すでに馴染みになったマリ地区へ、地下鉄を乗り継いでいくことにした。

市場の名前は、マルシェ・クーベール・アンファン・ルー。近くまで行くとわかりやすい入り口が設置してあった。まずは花屋があり、果物屋があり、魚屋がある。

その他に飲食店がいくつもあった。バルセロナの市場と同じように、観光客らしきひとたちがワイン片手に楽しんでいる。どこかに入ってみようかと思ったけど、値段がけっこう高い。どの店もランチメニューっぽいのが12ユーロくらいする。

12ユーロといえば1,500円弱。「昼ごはんにそこまでは掛けられないな…」とひと通り見てから市場をあとにした。

そうはいっても昼ごはんを食べないと体がもたない。適当なパン屋さんを見つけて、クロワッサンとチョコパンを買って歩きながら食べた。食べ終わったあとにカフェへ入ってカフェオレを飲む。これでもパンとカフェを合わせて8ユーロ(1,000円弱)する。パリは物価が高い。

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