15. 「プレゼンテーションの準備はできた？」

2018/12/13 Dublin

今日は午前と午後の両方の授業がある日。どの授業の講師も「プレゼンテーションの準備はできた？」と生徒に尋ねてくる。

そう、来週の月曜に今年最後の試験があるのだ。各自3分程度の時間を割り当てられ、英語でのプレゼンテーションをすることになる。テーマは自由。それぞれ好きな事柄を選んでよい。

アイリッシュ音楽をテーマにする人もいれば、以前働いていた仕事のことを話す人もいる。ブラジルの生徒は、母国で習っている柔術のことを話すそうだ。

ぼくはお世話になっているアンジェラにするか、日本から持ってきているハッセルブラッドにするかで少し悩んだ。どちらも自分にとって物語性のある事柄だったけど、結局はハッセルブラッドのことをテーマに決めた。

日本から遠路はるばる持ってきている、おじさんの大切なカメラである。プレゼンでも活躍してもらおうではないか。

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週2回の午後の授業では、スペイン人と日本人の2人の生徒が最後のレッスンとなった。10分のブレイクの際に、生徒の一人がサプライズでケーキを用意してお別れムードが高まる。

年内で先生も受け持ちクラスが新しくなるとのこと。海外にいながらも年末の雰囲気を肌に感じる。

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夕食はアンジェラから「外食にしましょう」というメールが入っていた。同じクラスの日本人女の子がダブリンで働ける場所を探していて、そのことをアンジェラに話すと「近所にニューオープンのレストランがあるけど、聞いてみたらどうかしら」と言っていた。その店が今日から開店するので、一緒に見に行こうという提案だった。