55. 駅に降りた瞬間にこの旅いちばんの冷たい風が吹きつける

2019/1/22 Prague → Vienna

今日でプラハとはお別れ。朝からオーストリアのウイーンへと移動する。8時ごろに宿を出て、駅に着いたのが8時半だった。まだ列車の発車時刻まで1時間ほどある。

駅のなかをうろついて、ごく普通のカフェに入ることにした。クロワッサンとチョコクロワッサンとカフェラテを頼んで、だいたい1,000円くらい。やはりプラハは割高に感じる。観光地だからだろうか。

列車は定刻どおりに到着し、動き出すころに自分の席へ座ることができた。この列車は価格が安くて、ひとつランクを上げても3,000円くらいだった。席のスペースがかなり広い。新幹線のグリーン車みたい。

サービスにペットボトルに入ったミネラルウォーターをもらった。価格が安くサービスも良くて嬉しい。

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プラハからウイーンへ向けて、列車はどんどん南下していく。

本来、南へいけば暖かくなるはずだけど、外の景色はより一層寒々しいものへと変わっていった。スイスからオーストリアへ連なっているアルプス山脈の影響だろうか。

列車は約4時間半を掛けてウイーンに到着した。駅に降りた瞬間にこの旅いちばんの冷たい風が吹きつける。

気温を確かめてみると、マイナス5度を表示している。電車を降りて一分ほどで寒くて凍えそうになってしまった。