ポニーとバンビ

ポニーとバンビ

作詞曲:にしちー

ポニーとバンビ

絡まったネックレス 解いていく様な時間
元に戻すにはどれ程かかる
同じく今日からほつれた関係に
終止符打つために最善を尽くそう

頬に触れたら夜が割れた音がした
もうどうにもならないな

これは恋じゃなかった でも愛していたのだろう
貴方の手は温かくて
きっと湿った夜の果てに二人迷ったら
帰れない 解っていた事なのに

どうやって触れたら貴方は傍に居てくれる?
壊れそうな心に気付いてる?
「馬鹿だなあ」って笑うけどお互い様よ
私今だってこんなに考えてるの

羽根の様な手で私の輪郭を確かめて
生きている事を触って知って

いつだってそう
貴方の履き違えた優しさに救われて苦しくて
でも求めてしまう これ以上を知った後
残るのは解けた片手だけなのに

さようなら さようなら
そして思い出すでしょう
愛してる 愛してる
貴方の言葉は毛布だったの
それが全てだったの

これは恋じゃなかった でも愛していたのだろう
貴方の手は温かくて
でも交わるほど淋しくなっていたでしょう
引き留める様にキスをして
湿った夜を受け入れた私はもう
帰れない 解っていた事なのに

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