懐かしの代々木で激ウマバーガーを食らう

毎日更新127日目。

今日は朝からバイト、その後舞台。

15時でバイトが終わり、僕はすぐさま代々木に向かった。

今日中に郵便局に行かなければいけない用事があり、しかも16時がタイムリミットという中々シビアな状況で総武線上で場所が分かってすぐ行ける郵便局といえば代々木しか思い浮かばなかったのだ。

代々木。

僕が東京に来て半年間だけ住んだ街である。

何故代々木に住めたのかはここでは割愛する。

代々木での人生初めての一人暮らしはそれはまあひどいもんだった。

失敗につぐ失敗。

お金が無さ過ぎて24時間の交通量調査に行ったりもした。

引っ越し失敗してダンボールに囲まれて絶望したりもした。

正直、ロクな思い出はない。

何か毎日辛かった。

ただ、代々木に来るといつも何とも言えない複雑な感情になる。

懐かしくて愛おしくてそして憎らしい、みたいな。

元カノみたいな感じだろうか。

改札を通り、急いで郵便局に向かう。

途中何やら見覚えのあるファミリーマートの前を通る。

僕が東京に来て一番最初にバイトしたコンビニで、僅か2日で辞めた所だ。

てか、2日て。

無茶苦茶やん。

改めて考えたら規格外やん。

当時36歳のおじさんが東京に出てきて働き始めて2日で辞めるて。

聞いた事あらへん。

自ら出鼻くじかれにいってるやん。

鼻差し出してるやん。

ていうかさっきの「元カノみたいな感じだろうか」って何やねん。

何で代々木が元カノやねん。

そもそもワシ、元カノおらんやないか。

そんな事を考えながら僕は無事郵便局で用事を済ませた。

とりあえず一安心である。

舞台の入り時間まではまだ結構時間がある。

何をしようか。

僕は考え、そして思い出した。

そういえば引っ越した後、駅前に美味しそうなハンバーガー屋さんが出来てたな。

少し前に何かのテレビで特集していて、機会があれば行ってみたいと思っていたのだ。

今がまさにその機会である。

僕は急ぎ足で駅前に向かった。

そのハンバーガー屋さんの名前は「JB's TOKYO」

このお店のハンバーガーの最大の特徴はバンズに食パンを使っているところである。

こんがり焼かれた食パンでパティをサンドしている。

僕はチーズバーガーとポテトのセットを頼んで、イートインスペースがある三階に上がった。

席に座って、思っていたよりすぐにチーズバーガーセットが来た。

こ、これは、、、！

僕は辻仁成ばりにこう呟いた。

「やっと会えたね」

串を外し、付属の紙にバーガーをセットして、ガブっとかじる。

！？

あかん。

何やこれ。

めちゃくちゃうまい、、、

僕は驚いた。

うますぎる。

うますぎるのだ。

もう一回言おう。

うますぎるのだ。

何でもう一回言うねん。

とにかくえげつないうまさなのである。

ちなみに今のところ食レポだと0点である。

一応それっぽい事を書いておくと

まずは食パンのバンズ。

これがめちゃくちゃうまい。

いい具合にこんがり焼けてバターの染み込み具合が絶妙である。

しかもカリッカリのフワッフワ。

これだけで食べても間違いなくうまい。

そして間に挟まるパティが肉肉しくて最高である。

それでいて油っぽくはなく、ちょうどいい。

さらに自家製のマヨネーズ。

正直、今まで口にしたマヨネーズで一番うまいんじゃないだろうか。

ピクルスもうまい。

とにかくうまい。

もう全部うまいのだ。

あかん、後半どんどん0点なっていってる。

あまりのうまさに僕は一気に平らげてしまった。

何かあと10個ぐらい食べれそう。

それぐらいうまかったのである。

サイドメニューのポテトもいい塩加減でうまかった。

大満足である。

こんなん代々木に住んでる時にあったら毎日行ってただろう。

いや、全くお金なかったしそれは無理か。

こんなうまいのもっと早く出会いたかった。

ただ、今日ようやく出会えた。

「やっと会えたね」

僕はもう一度呟いた。

連続辻仁成である。

というわけで前から行きたかったハンバーガー屋さんは思ってた以上に激ウマだった。

めちゃくちゃオススメである。

また食べに行きたい。

いや、絶対行こう。

元カノみたいな街、代々木。

久しぶりに行ったらハンバーガー屋さんがめっちゃうまくて、何か心がときめいた。

今までの辛い思い出は全部水に流して

たまには会いにいくか。

ただ、あんまり会いすぎたら今カノがやきもち焼くかもしれん。

そうなったら困るしな。

いや、何の話してんねん。

気持ち悪いな。

その後の舞台は上々の出来だった。

バーガーパワーと言えるだろう。

このままどんどん調子を上げていきたい。

観に来てくださった方ありがとうございました！

またよろしくお願いします！

それでは、また明日。