#5 目からウロコのコーチング / 播摩早苗

コーチングってなに?

コーチングとは、相手の自立を促すコミュニケーションである。
自立 = 「自分の可能性に気付き、自ら前進していくこと」だ。

あなたには、こんな経験ないですか?
「やりたいのにやらない」「やらなきゃいけないのにできない」
本心と行動が一致していない状態だ。
人は現状維持が大好きだ。心地いい。
新しいことに挑戦しようとすると、恐怖や不安を抱えてしまう。
自分が夢中になれなかったらどうしよう?やりきれなかったらどうしよう?
そんな自分なんてみたくない!
そう思ってしまう。

そんなとき、コーチとコーチングは役に立つ。
もしも、あなたが本心と行動の不一致が起きているなら、
もしも、あなたの周りに立ちすくんでしまっている人がいるなら、
是非、この本を読んでもらいたい。

コーチングの構造

「目標 - 現状 = 行動」
現状に何を足していけば、目標までたどり着けるのか?
これを明確にすることがコーチングの構造だ。
この大枠を念頭に、細かい構造部分を紹介していく。
基本的には以下の流れを、何度も繰り返していくことになる。

1. 目標設定
長期目標、中期目標、短期目標をそれぞれ設ける。
注意点は、目標を決めるのは相手だ、ということ。
こちらから押し付けたり、相手の立てた目標を否定しない。

2. 現状把握
目標とのギャップを明確にするために、現状を把握しよう。
ギャップが明確であればあるほど、行動する動機づけになる。

3. 原因(背景)把握
目標と現状が明確になったからといって、すぐに行動できるだろうか?
それができていたら、どうしてできないんだろう?と悩む人はいないはず。
原因を聞き出し、しっかりと消化させてあげよう。愚痴でもいい。

4. 行動
2つのステップがある。
1. 行動をブレストする
2. その中で、最も効果的な1つの行動をする。
この行動は評価できるもの、やったのかやってないのか?が計測できるものにする。

5. フォロー
振り返りの時間を設ける。やらせっぱなしはよくない。
できたのか or できなかったのか、それは何故か?次はどうするか?
振り返り、次の目標設定と行動につなげよう。

コーチングのスキル

本書では主要なコーチングのスキルが紹介されている。
その中でも、重要だと思われたものを紹介したい。

I メッセージ
自分を主語にして、自分が感じたことをそのまま相手に伝える。

完結させる
相手の話を完結させるために、聞いているというサインを与える。
復唱したり、相手の話を要約して返すこと。

承認する
承認とは相手を認めることだ。受け止める。

最後に

確かにコーチングには時間がかかる。即効性のある手段ではない。
ただし、持続可能であり、長期的に高いパフォーマンスを生み出すための手段である。
あなたの周囲に困っている人がいて、何か力になりたいと思ったら、是非にコーチングについて学んで欲しい。

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読書に関する記事を発信しています。 年間に読む本は100冊程度。 京都生まれ、京都育ち。 営業マン@東京→起業@フィリピン→2020年3月に故郷の京都にUターン。
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