2022年J1第22節 名古屋グランパス対川崎フロンターレ レビュー「"スピード"というお題の設定は正しかったのか」
2022年J1第22節 名古屋グランパス対川崎フロンターレは1-1の引き分けでした。
中2日の試合で時間も経ってしまい、何を書こうかと思ってたところで、こんな記事を読みました。
この記事は以下の記事の続きです。
これを読んでいて「そういえば、川崎フロンターレはお題が出ていたな」ということを思い出しました。
「スピード」というお題
川崎フロンターレが2022年シーズンを迎える上で、鬼木監督が提示したお題は「スピード」でした。
スピードについては、シーズン中にこんなコメントを残しています。
鬼木監督が語っていたのは、ボールを止める、受ける、外す、運ぶ、見るといったアクションのスピードを速くしたり、緩急をつけて、差を生み出すこと。つまり「スピード」と語っていますが、「差を作ること」と言い換えた方が伝えられる話なのです。
僕は鬼木監督の意図は理解しましたが、「スピード」という言葉を用いたことで、勘違いも生まれるなと思いました。そして、今の川崎フロンターレはこの「勘違い」が埋められずに苦労しているように見えます。
言葉がもたらす「勘違い」
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