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2019年4月18日のニュース-夢の中で会えるでしょう-

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ヴィッセル神戸は、ファン・マヌエル・リージョ監督との契約を解除したと発表。突然のニュースでびっくりしました。

そして、同時にポドルスキがキャプテンではなくなったことも発表されました。

様々な事情があるのだと思いますが、僕自身にとってはとても残念なニュースでした。なぜなら、毎週リージョがどんなサッカーをするのか、本当に楽しみにしていたからです。

リージョについては、事あるごとに「バルサ化」を推し進める監督だと紹介されてきました。「バルサ化」が何か、僕は理解できていないのですが、僕がリージョが就任した後のヴィッセル神戸の試合を観ていると、リージョは「バルサ化」を推し進めるだけの監督ではない、ということです。リージョはリージョ、彼はオリジナルです。グアルディオラはたぶん自分にない、リージョのオリジナルな部分に惹かれたのだと思います。

リージョのオリジナルな部分を、もっと理解したい。そう思ったのは、この試合を観たことがきっかけでした。

試合前半に川崎フロンターレが上手くボールを相手陣内に運べず、選手たちが戸惑っている様子が今でも思い出されます。スタジアムで実際に試合を観ていたからこそ、リージョが仕掛けたことがよく理解できましたし、リージョという監督の凄さを実感することができました。

リージョの試合を追いかけるのが楽しかった理由は、考え抜かれた戦術の深さだけでなく、試合を重ねるごとに、選手たちが成長していることが分かることです。前川、大崎、三田といった選手だけでなく、西、山口、初瀬といった2019年に加入した選手も成長していることに驚かされました。

特に2018年シーズン途中で加入した古橋は、リージョによって急激に成長を遂げている最中でした。相手に捕まらず、アクションし続け、プレーの正確性が落ちない。特に2019年に入ってからの成長度合いはすごかったので、このペースで成長を続けたら、日本代表に選ばれるレベルの選手になれるのではとも思っていました。僕も残念ですが、最も残念だったのは本人だったような気がします。

リージョという監督が作ろうとしたチームは、どんなチームだったのか。ある程度形になるまで見届けてみたかったような気がしますが、それはアーティストの未完成の作品を惜しむようなものなのかもしれない、とも思ったりします。リージョの発言を聞いていると、サッカーの監督ではなく、アーティストの言葉を聞いているような気分になることもありました。アーティストが世に認められるには、優秀なプロデューサーが必要です。高畑勲さんにとっての鈴木敏夫さんのような存在の人が、ヴィッセル神戸にはいなかったように感じたのは残念でなりません。

リージョが作るチームをもっと見たかった。これが僕の率直な感想です。

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2019年4月18日のニュース-夢の中で会えるでしょう-

西原雄一

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