書評「戦士の食卓」(落合博満)
「落合博満、映画を語る」というテーマで書かれた「戦士の休息」という書籍を読んだことがある人はいるだろうか。もし読んだことがない人がいたらぜひ読んで欲しい。
「戦士の休息」は、大の映画好きである落合博満が、映画を題材に自身のエンターテイメント感について語った書籍だ。「戦士の休息」に書かれているが、落合が考えるエンターテイメントとは「マンネリズム」である。水戸黄門が印籠を出すように、男はつらいよで寅さんがマドンナにフラれるように、最後はお決まりのパターンで終わる。このお決まりの