CPCへの依頼

 今日もあったかい。と思ったら歯医者さんから帰ってきた家内が「今日は寒いよ」って。さっきポストまで走って行った時はあったかいと思ったんだけど。ネット天気予報を見たら確かに最高気温16℃。最近あったかい日が続いてた。だから寒く感じるのかも。走ってた自分はあったかくて当たり前。
 コロちゃんがCPCプロジェクトを始めてからgmailアドレスを公開したんだけど、一切リアクションなし状態。だったんだけど、ついに昨日メールが届きました。「まだやってますか?」って。やってますやってます。俄然やってます。やりたい気持ちだけが有り余ってビデオ通話ばかりやってます。押しかけビデオ通話ですよ。
 ツイッターの自己紹介にさらっとアドレス書いてあるだけだから気づかないのかなぁ。もうちょっとアピールしてみよう。
 リクエストしてくれたのはお手紙でした。お手紙を送ってくださいって。なんて嬉しいリクエスト。さっきまで書いてました。ちょっとくたびれたので、気晴らしにnoteを書いてます。
 お手紙書くのほんとに久しぶり。前に書いたのがいつなのか覚えてないですもん。緊張して何度も書き間違えしました。修正テープで直したんだけど、使うのが下手だから分厚くなっちゃった。自分の字もあまり好きじゃない。字のきれいな人、憧れます。なんか、それだけで尊敬する。だって生まれた時から上手な人っていないでしょ。みんな努力した上手になったんですよね。そこには必ず師匠がいて、お弟子さんがたくさんいて、せっせと切磋琢磨してる。せっせとせっさ。チッチとサリー。ちいさな恋のものがたり、知らないくせに。 
 この前、NHK-BSの奇跡のレッスンで書の先生が出てて、これがおもしろかった。中国人なんだけど、西川と同じくらいの年齢で、すごい人。高校の書道部にやってくるんだけど、書道部だから基本みんな上手。でもみんな少しずつ悩んでるんだよね。もっと上手になるために。そこへ中国の達人がやってくるわけ。達人は、そりゃ上手に書けるんだけど、まず最初にやるのが筆を自由に扱えるように丸とか線とかをたくさん書かせるのよ。筆をいろんな風に使えるように。そうすると、自由に書くってことに気づくわけ。もっと自由でいいんだ、もっとのびのび書けるんだって気づくわけ。…また見たくなってきた。
 書って、いろんな字体があるでしょ。楷書、草書、毛書?…Wikipediaで調べました。篆書・隷書・楷書・行書・草書の五体。なんて読むんだろう?もうしょ?れいしょ?で、先生はもちろんあらゆる字体で書けるわけ。そのお手本から自分で好きな字体を選んでもらう。書道部の生徒さんは普段、顧問の書いたお手本を見ながら書いてるんだけど、その時は中国の達人が手取り書き方を教えてくれるの。すると筆の動かし方が身をもってわかる。
 教えてもらうと、今まで全然違った筆遣いになるのよ。思い切りが良くなっていうか、勢いが出てくるの。それ見てると、なんだか泣けてきちゃうんだよね。今まで縛られてたものから解放される感じ。「クララが、クララが立った」状態よ。ちなみに正しくは「クララが立ってる」らしい。  
 先生と生徒、師匠と弟子。守破離というけれど、教わったことを守り続け、やがて師匠を越えて、離れていく。歴史はその連続なんだな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?