クールビューティー型マーシャルループ解説
*今回かなり急いで書いた記事になるのでところところ文章が乱れているところがあるかもしれませんがご了承ください。また、本記事は投げ銭式の全文ほぼ無料の記事になっています。
どうも初めましての方は初めまして。
ブライトンです。
今回は7月4日のプロシュートCSで使用し、優勝したマーシャルループのループ解説の簡潔な記事を書くことになりました。
リアル生活の方が忙しく、細かく説明できないと思いますが、ツイッターの写真などを見て興味のある方は読んでいただけると幸いです。
マーシャルループをある程度把握している人向けになってしまったので、もし解説に載っていないカードで分からないものがあれば自身で調べてもらうことになりますがご了承下さい。
それでは解説していきます。
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デッキリストとカード解説
これが当日使用したデッキリストになります。
個人的に取り上げる必要が有りそうだと思われるものだけカード解説をしていきます。
サイバー・ブレイン
新殿堂施行によってプレミアム殿堂から殿堂に解禁されたドローソースの元祖であり頂点であるカード。
4マナと手打ちも可能なコストでかつマーシャルなどで使えるS・トリガー持ちの3ドローとまさにマーシャルのためにあるのではないかと錯覚させられるほど。
4マナ域に打てるカードなのでその次のターンにマーシャル着地に繋げられるのでマナカーブ的にもかなり相性が良い。
黎明期のカードなので他のドローソースとは違い3枚「まで」なのでドロー枚数を調整できるのも知っておくと役に立つかもしれない。
このデッキをリペアしようと思った理由の1つだったりする。
サイバー・I・チョイス
同じく新殿堂により無制限から殿堂になった元ループキーパーツ。
1枚になったことによりオンセンガロウズを使用したループに入り辛くなったのでどちらかと言えばループを入るための補助が主な役割となる。
ドローするトリガーから引いてきたカードを後出しできるワイルドカードみたいなものである。
一応、後述するループのパーツにもなっているが使わなくても勝てる状況があるので序盤に来てすぐマナ置きしても全然問題無かったりする。
Dの劇場 テンダネス・エスセーキ
海底鬼面城が1枚になった時から既に入っているが念のために解説する。
実質鬼面城の2枚目以降でもあり、ジョー星に対するメタカードでもあるかなり器用なカード。
ターン終了時にデッキトップを見て要らなければボトム送りにでき、スプラッシュクイーンが居れば1ドロー出来るので機能さえすれば鬼面城よりかなり強い運用をすることができる。
正直、現環境だと確定枠であると考えている。
クール・ビューティー
今回の構築の重要なループパーツ。
トリガー持ちのスプラッシュクイーンで出た時に進化クリーチャーを手札に戻すことができる。(リンクしたゴッドもバウンスできるが割愛)
これにより攻撃中のライベルモットをバウンスして攻撃キャンセルをしたり、序盤のマーシャルを戻して次のターン出し直すといった使い方をする。
以前からもこれを用いた型がオリジナルであったりしたが王来篇に突入し、進化クリーチャーがプッシュされ始めたことによりループ以外でも使う事が増えてバリューが増えたと感じる。
ループに入る下準備を妨げてくるアルカディアスモモキングをバウンスしたり、当日のCSで使ったのは墓地退化で出てきたバルカディアNEXを飛ばしたりなどなかなか侮れなかったりする。
電磁麗姫ジェリー&時の法皇ミラダンテⅫ
無限ドローループのパーツとして運用。
ジェリーはトリガー持ちのスプラッシュクイーンのカサ増しとして使え、ミラダンテはシャッフやジャミングチャフなどの呪文メタをしてきた相手に対して押し返すためにも使えるのでどちらも必要となっている。
【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】
フィニッシュループ用のパーツでもあり4cダークネスなどのアダムスキーメタとなっている。
もちろん受け札としても使えるが正直あまり使ったことが無い印象。
ループ解説
ここではカードを略称にて記載。
メインループ(無限盾交換+トリガー使用)
初期盤面
【場】ビューティーを進化元にしたライベルモット1体
【手札】ライベルモットとビューティーを1枚ずつ
手順
1.ライベルモット攻撃時手札の2枚を埋めてビューティー→その上にライベルモットの順で場に出す。
2.ビューティー効果で攻撃中のライベルモットをバウンスし、初期盤面に戻る。
終了
このままだと何も変化しないただの遅延ループになってしまうが、ライベルモットの効果でもう1枚カードを置くことができるので、不要なカードを置いて盾を1枚ずつ交換を行ったり、トリガー持ちのカードを使用し続けることができる。
これから説明するループはこれがベースになっているので必ず覚えておく様に。
無限ドローループ1(召喚ロック付き型)
【場】コスト5のトリガー持ちの進化元が下にあるライベルモット1体
【手札】アトランティスとミラダンテの2枚
手順
1.ライベルモット攻撃時にミラダンテに革命チェンジし、ミラダンテの登場時効果で1ドローする。
2.待機させていたライベルモットの効果で進化元とライベルモットとアトランティスの3枚を埋めてそのまま使用する。
3.アトランティスの効果を使用しライベルモットを対象に取り残りをバウンスすることで初期盤面に戻る。
終了
これによりミラダンテを無限に使い回して1ドローをし続けることができる。
このループは相手によって呪文が止められている状況でも埋めるカードをアトランティスとニャミバウンと進化元にすることで相手の盤面を更地にした上で次のターンのループを確定させることができるので、相手の呪文封殺が出来なくなるまでコスト7以下の召喚封じを行えてかなり便利だったりする。
無限ドローループ2(メインループ折衷型)
【場】進化元がビューティーのライベルモット1体
【手札】アトランティスとライベルモットとジェリーの3枚
手順
1.ライベルモット攻撃時に手札の3枚を埋めてジェリー→その上にライベルモットの順で2枚を場に出し、アトランティスを出す。
2.アトランティス効果で攻撃中のライベルモットとアトランティスをバウンスし、攻撃キャンセルさせる。
3.ライベルモット攻撃時に先程戻したライベルモットをビューティー→ライベルモットの順で場に出す。
4.ビューティーの効果で攻撃中のライベルモット(進化元がジェリー)を戻し攻撃キャンセルさせて初期盤面に戻る。
終了
これによりジェリーを無限に使い回して1ドローをし続けることができる。
3.の時にライベルモットの効果が1枚分余っているので先程のメインループの動きができることも覚えておこう。
フィニッシュループ1(無限GRによる無限ツタンメカーネン)
【場】進化元がビューティーのライベルモット1体
【手札】ライベルモットとビューティーを1枚ずつとニャミバウン
手順
1.ライベルモット攻撃時に手札の3枚を埋めてビューティー→その上にライベルモットの順で場に出し、ニャミバウンでGR召喚をする。
2.ビューティー効果で攻撃中のライベルモットをバウンスし、ニャミバウンの効果でGRクリーチャー自身をバウンスする(ニャミバウンが手札に戻る)。
3.GRクリーチャーの効果を使用する場合は使用し、初期盤面に戻る。
終了
これにより無限にGR召喚を行うことができるのでGRを1周するごとにメカーネン効果が1回誘発する。(一応シャギーなどの他のGRクリーチャーも誘発はするが使用しない場合はスルーして良い。クリックがマナにある場合は必ずシャギーの効果で回収が必須だが。)
もし自分の山札の枚数>相手の山札の枚数であるのであればメカーネンの効果を相手の枚数分使用することでそのままLO勝ちをすることができる。
そうではない場合は次のループの都合上こちらの山札が2枚になるまで行い、止めすぎクリックがシールドか手札にある場合はメカーネン効果を1度使用してから止めすぎクリックをメインループを用いて使用して山札がクリックを含めた2枚になるまでこのループとクリック使用を繰り返す。(この時Iチョイスがトリガー使用できる領域にある様にしておくこと)
クリックが無い場合と山札がクリックを含めた2枚になった時は次のループへ移る。
フィニッシュループ2(山札の順番を固定するループ)
【場】進化元がビューティーのライベルモット1体
【手札】ビューティーとライベルモットとIチョイスとカシスオレンジとアトランティスの5枚
手順
1.ライベルモット攻撃時に手札のビューティーとライベルモットとIチョイスの3枚を埋めてビューティー→その上にライベルモットの順で場に出してIチョイスを場に出す。
2.ビューティー効果で攻撃中のライベルモットをバウンスし、Iチョイス効果でカシスオレンジを場に出す。
3.カシスオレンジの効果でデッキトップ2枚を操作して攻撃中のライベルモットが場を離れているので攻撃キャンセルされる。
4.ライベルモット攻撃時に手札のビューティーとライベルモットとアトランティスの3枚を埋めてビューティー→その上にライベルモットの順で場に出してアトランティスを場に出す。
5.アトランティスの効果で攻撃していない方のライベルモットを選択し残りをバウンスし攻撃キャンセルされて、初期盤面に戻る。
終了
これにより無限にデッキトップ操作が可能になり、任意の順番で構成された山札を作成することができる。
フィニッシュループ1から来た場合は山札の2枚を見てトップにクリックが来る様に調整してからフィニッシュループ1に戻る。
つまり最終的にはフィニッシュループ1→フィニッシュループ2→フィニッシュループ1→・・・と繰り返すことによりこちらの山札を切らさずにメカーネンの効果を使用することができる様になる。
使用上の注意点
以上が基本的なループの動きとなる。
早速実践で使ってみたくなるとは思う人がいるかもしれないが、ループデッキの性質上対戦相手とジャッジにループ手順をきちんと説明できる様になるまでは一人回しをすることを強く推奨する。(どのループデッキでも言えることだが)
またこのデッキは構築の都合上、クリックとニャミバウン2枚が墓地やマナ、封印に全て行ってしまった場合、ループによるフィニッシュができなくなってしまうのでこの事は必ず頭に入れておくこと。
例としてはニャミバウン2枚をマナゾーンに置くことは禁忌であるし、ニャミバウンとクリックがマナにある時にもう1枚のニャミバウンが墓地に行くのもアウトである。
また、大会などでの些細な注意点としては鬼面城のドローは宣言がいる効果なので宣言無しで2枚ドローするとジャッジから注意警告をもらう案件なので忘れない様にすること。
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いかがだったでしょうか?
諸事情で荒削りの記事の内容になってしまいましたが参考になれば何よりです。
マーシャルループというデッキはある程度の引きの強さが要求されますが、プレイングで解決できる場面も存在しますし、引きが本当に強ければ初手で勝利を確信できることもあるので万人向けとは言いませんが向いている人にとっては最高のデッキであると信じています。
まだまだ自分の構築には改良できる点があると思っているのでぜひ調整してみてください。
以上ブライトンでした。
↓ここから後は投げ銭をしてくれたサポーター向けのメッセージになります。
参考になるかは分かりませんが調整枠や今回デッキ調整していた際に不採用になったカードなどの解説を短くはなりますが掲載させていただきます。
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