アイデア一本勝負は誰かに真似される

アーティストミドラーのNIREです。

って言ってみたいです。


学生の頃から考えると千曲とか作曲してると思うんだけど、続けることってやっぱり大事。

2,3年ぐらい作曲しなかったことがあって、再開した時は全然アイデアとか降ってこなかったんだけれども、ずっと作曲をしてたっていう経験だけでなんとか曲に出来ていたことがあった。

◯日までに納品しなきゃいけないってことがよくあり、2,3日前までまったく曲が出来てこないってこともザラにある。

でも、音楽においては納品遅れは今のところ無い。

それは、ギリギリになると集中力高まって何とかできちゃうっていう魔力もあるけど、作曲してきた経験からとりあえず曲にしてみる力も付いているからなのだろう。

音楽は後からいくらでも修正出来るので、とりあえずざっくりで良ければカタチには出来るんだよね。

むしろ、音楽は膨らませる作業のほうが時間かかるので、最初の作曲段階ではそんなに時間かけないほうがいい。

音楽に限らず、一つの作品に対して時間をかけるより、同じ時間でいくつもの作品を作るほうが、その道の何かしらのプロにはなりやすいかなと。

当たり障りのない作品が出来たとしても、ある意味それもプロだしね。

クライアントの要望通り且つ期日に間に合いさえすれば、どんな内容でも良いわけで。

作品作りを始めたばかりの段階でよく勘違いしちゃうのは、なんか誰にも発想出来ないような新しい物を作る人が凄い人で、そういう人じゃないとプロになれないって思っちゃうんだけど・・・

いや、間違いなくそういう人は凄いんだけど、もうこのご時世誰にも発想できないような新しいモノを作るのは相当難しい。

そういうモノを作ること自体は続けたほうが夢があっていいんだけれども、そのことだけに固執してしまうと、結果何も出来ず終わってしまいやすい。

しかも、仮に本当にとんでもない発想力で新しいアイデアが出来たとして・・・

世の中に何も結果を出していない人が発表したところで、どれだけの人がそれに気付くのだろうか。

アイデア自体が素晴らしくても、そのアイデアを膨らませる力がないと、簡単に誰かに真似をされ、もっと良い作品にされてしまうかもしれない。


結論として、貴方が思いついたアイデアは、世界を見渡せば誰かが気付いてる可能性があるし、気付いてないとしてもそのアイデアを膨らませる力が無いと真似されるだけだから、アイデアを膨らませる力=基礎固めをまずはしたほうがいいんじゃない?っていうお話。

スポーツだと筋トレだとか走り込みだとかってのが重要なのは分かると思うんだけれど、作品作りとか仕事でも一緒ってこと。

近道なんてないので、腹を括って基礎作りしよう。

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