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【IPPONグランプリ×画像生成AI】画像生成AIで大喜利は進化するのか!?

IPPONグランプリをはじめとする大喜利番組では、回答者がフリップを使って回答するスタイルが一般的です。回答は主にテキスト形式ですが、中には絵を描く形式もあります。

近年、画像生成AIの進化により、テキストを簡単にビジュアル化できるようになりました。そこで、テキスト形式の回答をその場でビジュアル化して提示できれば、大喜利の新たな形として面白いかもしれないと考えました。また、画力に自信のない人でも絵を描く形式の回答が可能になるかもしれません。

IPPONグランプリで実際に出題されたお題と回答の中から、テキスト形式でビジュアル化しやすい回答と絵を描く形式の回答をMidjourneyでビジュアル化し、面白さにどのような影響があるのかを検証します。

以下に、実際にビジュアル化した結果の一部をご紹介します。

お題1
回答1_1
回答1_2
回答1_3
お題2
回答2_1
回答2_2
回答2_3
お題3
回答3_1
回答3_2
回答3_3
お題4
回答4_1

生成を通して考えた事

  • ビジュアル化の難しさ: 大喜利の回答は、非現実的な状況や言葉遊びが多い傾向があり、視覚的に表現することが難しい場合が多い。

  • ビジュアル化の表現手法: 回答のどの側面を切り取って、どのようなスタイル(リアル、イラスト、アニメなど)で生成すれば面白さを最大化することができるかがわからない。

  • 面白さの変化: テキストをビジュアル化することで、必ずしも面白さが増すとは限らない。むしろ、視覚情報が増えることで、テキストの持つ言葉のセンスや語感といった面白さが薄れてしまう可能性もある。

  • 想像力の阻害: テキストのみの場合、読み手は自由に想像を膨らませることができますが、ビジュアル化によってその余地が狭まってしまう可能性がある。

上記の考察から、恐らくですが大喜利プレイヤーは、面白さを最大限に引き出すために、テキストと絵を効果的に使い分けているのではないかと考えました。

今後は、どのようなタイプの回答がビジュアル化に適しているのか、さらに深く掘り下げて検証していきたいと思います。

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