ニッポンフードシフト公式note

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ニッポンフードシフト公式note

農林水産省が運営するニッポンフードシフトの公式noteです。 農林水産省のソーシャルメディアはこちら。https://www.maff.go.jp/j/pr/social_media/index.html

マガジン

  • 食から日本を考えてみた。

    • 19本

    推進パートナーの皆さんがそれぞれの活動を自ら発信します。

  • ニッポンフードシフトキャンパス

    学校のゼミや課外活動等における、食や農の新しい取組を紹介します。

  • 巷のシフトさん

    ニッポンフードシフト公式noteの運営スタッフが見付けた興味深い記事を紹介します。

  • 推進パートナーの活動

    ニッポンフードシフトに共感いただいた全国の推進パートナーの皆さんの取組を発信します。 登録はこちらから。 https://nippon-food-shift.maff.go.jp/partner/

  • GENERATION Z

    • 52本

    次の時代を担う若い人達が、食や農林水産業に対する思い、目の当たりにしたリアルを発信します。

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最近の記事

平均年齢70代が起こすイノベーション!?人口170名の「限界集落」が消滅の運命に立ち向かうため、いま未来に希望の種を蒔き始めた

近年、日本社会が直面している少子高齢化という現実。 その中でも、人口の過半数が65歳以上の高齢者で構成され、共同社会生活の維持が難しい状態に置かれている地域を「限界集落」といいます。 離農による田畑の荒廃や生活インフラの破綻が進む限界集落の数は全国で2万以上と言われ、将来的に消滅が危ぶまれる集落も少なくありません。 しかし、そうした向かい風に対して高齢化した住民たちが自ら立ち上がり、地域に活力を呼び起こそうとする熱い動きがここ熊本にはあります。 熊本県八代市坂本町 

  • コシヒカリを超える食味で超多収!名大生まれのお米は、遺伝子で約束された優良品種だった!

    晩秋のとある昼休み、東山キャンパス豊田講堂の屋外スペースに何やら行列が。本学の附属農場、東郷フィールドで生産されたお米の学内販売でした。毎年恒例、売り切れ必至!のため購入は1人1袋(3㎏)までとのこと。それは急がねば…と、行列に加わり購入しました。自宅で炊いて食べたところ、大粒でもちもち感たっぷり。このおいしさのワケを取材してきました! ゲノム情報を駆使し名大の農場で開発された米「とうごう3号」。 名大が品種開発に関わったこのお米、品種名は「ハイブリッドとうごう3号(以下

  • 後継者不在、60年続く伝統の味と技術を東京のよそ者が救う!?【大森水産】

    北海道白糠町には“どこを探してもここにしかない”そんな声が届く逸品があります。その一つが大森水産の「本ししゃも」。伝統製法を守り、手作業で丁寧に加工される「本ししゃも」は、濃厚な旨みが特長。一口食べれば、今まで口にしてきたものとの違いをはっきりと感じます。   創業から60年を超え、長年地元でも愛され続けてきたこの味に、今新たな風が吹いています。「廃業」という危機を乗り越え、株式会社イミューへと事業承継を決めた大森水産の社長、大森照子さんにお話を聞きました。 創業60年の歴

    • 「宇都宮餃子®」から、地域の活性化と日本食文化を継承

      宇都宮市の地域文化として根付く「宇都宮餃子®」を通した、地域活性化と餃子文化の普及振興を目的に2001年に設立された、日本で唯一の餃子の協同組合である宇都宮餃子会様。 これまでに、「宇都宮餃子祭り」などのイベントの開催や、メディアを通じた広報宣伝活動から餃子の魅力を発信し、約240もの加盟店(※2024年2月現在)と共に宇都宮市及び栃木県内の地域・観光振興などに貢献されています。 今回はニッポンフードシフト推進パートナーの、行政や民間との連携により地元の名物「餃子」をアイ

    平均年齢70代が起こすイノベーション!?人口170名の「限界集落」が消滅の運命に立ち向かうため、いま未来に希望の種を蒔き始めた

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    記事

    • 和歌山県西牟婁郡でのドローンと可視光による農地センシング

      今回は、修士1年生 近藤さんが、和歌山県西牟婁郡 井戸本農園さんにご協力頂いて行った実験について紹介します。 (上記写真 (左)修士1年生近藤さん、(中央)井戸本農園 井戸本さん、 (右)学部4年生山田さん) 前回の記事と同じスマート農業に関わる研究ではありますが、山田さんの研究とどう違うのでしょうか。 近藤さんは、主にどんな研究をされているのですか? 私は、農地からのセンサデータ収集方法に焦点を当てた研究を行っています。ドローンを活用し、農場の状態をきめ細かく、準リア

      和歌山県西牟婁郡でのドローンと可視光による農地センシング

    • 誰もが農業の味方! 地域と人と農をつなぐコミュニティ『ミヨシのミカタ』【RING HIROSHIMA】

      最近では、スーパーや産直市などに並ぶ農作物のパッケージに、生産者名や農場名が添えられていることが増えてきました。作り手の存在をより身近に感じられて、購入のきっかけになっていることも多いのではないでしょうか。 一方で現実問題として、農業の担い手不足が長らく叫ばれていることもまた事実。それはもちろん、ここ広島県においても重要な課題の一つです。 「そうした“農”に関わる現状に、新たな提案を!」と立ち上がったのが、今回のチャレンジャーです。 CHALLENGER 『農でつながる

      誰もが農業の味方! 地域と人と農をつなぐコミュニティ『ミヨシのミカタ』【RING HIROSHIMA】

      食と健康を考え、約50年間ポテトチップスづくりに取組む食品メーカーが目指す未来[Vol.1]

      1949年の設立以来、食品メーカーとして革新のDNAを受け継ぎ、自然の恵みを活かした、人々の健康に役立つ、様々なオリジナル商品を生み出してきたカルビー株式会社様。 「掘りだそう、自然の力。」をコーポレートメッセージとし、技術革新・生産性の向上を目的に先端技術も取り入れながら、生産者と二人三脚で、新しい農業のあり方を先進しています。 今回はニッポンフードシフト推進パートナーの活動として、既存の農業や商品の形にとらわれない積極的な新しい挑戦について紹介します。 売上の6割を

      食と健康を考え、約50年間ポテトチップスづくりに取組む食品メーカーが目指す未来[Vol.1]

    • この命は環境を守る側に使いたい。 『地元産飼料75%!』自給自足農家の、愛情たっぷりこだわり卵に迫る!【後編】

      茨城県石岡市で養鶏場を営んでいる田中啓之(たなか・ひろゆき)さん。 全てDIYで自宅と養鶏場を建設し、たくさんのこだわりと愛情で美味しい卵を育てています! 前編では、循環型農業や地産地消にもトコトンこだわり、餌はなんと75%が地元産飼料を使っているなど、卵へのこだわりを沢山お伺いしてきました! 【前編】はこちら。 今回の後編では、田中さんのこれからの夢についてなどなどお聞きしていきます! <書き手:まゆ> 1.この命は環境を守る側に使いたい人生って一回だけでしょ?人間って

      この命は環境を守る側に使いたい。 『地元産飼料75%!』自給自足農家の、愛情たっぷりこだわり卵に迫る!【後編】

    • 酪農家が真面目に語る「持続可能な酪農」のお話

      持続可能、サステナブル――――。 最近、ますます耳にすることが多くなったこの言葉。ノースプレインファームでは、創業以来変わらず「持続可能な酪農」を追求し続けてきました。 きょうは、持続可能な酪農についての取り組みと考えについて私、ノースプレインファーム代表を務める大黒がお話しいたします。 循環型酪農で 環境面での持続性を保つ「持続可能」と聞いてまず思い浮かぶのは、環境面での持続性ではないでしょうか。自然環境への負荷をできるだけ少なくしながら酪農を続けていくことが、持続可

      酪農家が真面目に語る「持続可能な酪農」のお話

      植物工場でレタスを生産!?未来の美味しいを創るメガファームの取組とは。[Vol.2]

      1720年から続く農家を法人化し、全国の農家や企業とも連携しながら、「食と人と農業の未来のために 美味しい食の安心、安全、安定」を創り続けているのが株式会社舞台ファーム様。 最先端のテクノロジーを駆使した、食料供給システムの構築をはじめ、土壌開発を通した環境に優しい農業など、多様な視点から農業を発展・進化させる取組を追求されています。 今回はニッポンフードシフト推進パートナーが独自の栽培システムで持続可能な新しい農業の未来を創る植物工場での挑戦について紹介します。 農業

      植物工場でレタスを生産!?未来の美味しいを創るメガファームの取組とは。[Vol.2]

    • 鶏への大きな愛。『地元産飼料75%!』自給自足農家の、愛情たっぷりこだわり卵に迫る!【前編】

      茨城県石岡市で養鶏場を営んでいる田中啓之(たなか・ひろゆき)さん。 全てDIYで自宅と養鶏場を建設し、たくさんのこだわりと愛情で美味しい卵を育てています! 循環型農業や地産地消にもトコトンこだわり、餌はなんと75%が地元産飼料を使っているとのこと……! 今回はそんな田中さんに、卵へのこだわりを沢山おうかがいしてきました! 【後編】はこちら! <書き手:まゆ> 1.こだわりがたっぷり詰まった美味しい卵全てこだわってはいるんだけど、まずは環境負荷のない生活っていうのが1番。

      鶏への大きな愛。『地元産飼料75%!』自給自足農家の、愛情たっぷりこだわり卵に迫る!【前編】

      一粒のコーヒーからはじまる持続可能な世界の輪[Vol.3]

      1957年の創業以来、「コーヒーを、どこまでも。」を企業理念に、コーヒー豆の選定から商品の販売までコーヒー一筋で展開してきた三本珈琲株式会社様。 おいしさと安全品質を追求したコーヒーから、関わるすべてのひとにちょっとした幸せを届けるために、食品ロスの削減やコーヒー豆の副産物を有効活用した製品の開発等、持続的な世界を一粒のコーヒーから創出する取組に尽力されています。 今回はニッポンフードシフト推進パートナーの取組の第3弾として、店舗運営のサポートや営業を担当する若い社員の今

      一粒のコーヒーからはじまる持続可能な世界の輪[Vol.3]

      「#餃子がすき」で思い思いの餃子のエピソードを募集します!!

      ニッポンフードシフトでは、身近な食である「餃子」をテーマに日本の食や農をめぐる事情や課題について考えるきっかけとなる情報発信「餃子から日本を考える。」を展開しています。 今回はnote社とコラボし、みなさんの餃子にまつわるエピソードを「#餃子がすき」で募集します。 詳しい条件や投稿方法は下記をチェック! そもそもなぜ「餃子から日本を考える。」??については、こちらの動画をご覧ください。 身近な食である餃子は、具材に使われる肉、野菜、海鮮etc…と様々な食材を包むことがで

      「#餃子がすき」で思い思いの餃子のエピソードを募集します!!

    • 株式会社イノP(熊本県宇城市・戸馳島)

      今週は熊本に。宇城市三角の戸馳島(とばせじま)にある株式会社イノPを取材してきました。 社名のイノPはイノシシプロジェクトの意味です。熊本の若手農家130人で組織される任意団体「くまもと☆農家ハンター」の活動が発展し、設立された会社です。 くまもと☆農家ハンターは「地域と畑は自分たちで守る!」を合言葉に農作物に被害を及ぼすイノシシ等の鳥獣からの防護、捕獲、止め刺し(電気などでとどめを刺す)までを農家自ら行う全国的にも珍しい団体です。 現在、イノシシや鹿など野生鳥獣による

    • 地域で700年受け継がれてきた「食のバトン」を次世代につなぐ本田 節の挑戦。温かい食卓から浮かび上がる豊かな未来のあり方とは

      生成AI、DX(デジタルトランスフォーメーション)、メタバース いま世界中でこうした先端技術が爆発的な進化を遂げ、生産性の向上や社会課題の解決という側面から変革を起こし始めています。 そんな中、変化や効率を重んじる現代の潮流とは対照的なアプローチで豊かな未来の実現を見据えてきた女性が今回の主人公です。 その人物こそ、私たちの故郷・人吉球磨が誇る食の伝道師 本田  節さん。 「命の食事プログラム」という郷土料理の伝承や研修の開催、地域づくり拠点の創出、農泊を通じたグリー

      地域で700年受け継がれてきた「食のバトン」を次世代につなぐ本田 節の挑戦。温かい食卓から浮かび上がる豊かな未来のあり方とは

    • “ハタケ”なのに、”タマリバ”でもある。二子玉川の「タマリバタケ」を訪れました!

      皆さんは「エディブルシティ」という言葉を聞いたことがありますか? 直訳すれば、「食べられる街」。あまり農業が身近ではないのでは…? と思われるかもしれない都市部でも、様々な形で農業をしていこうという試みが進められています。一方、「2022年問題」といって、都市内の農地が減っていくかもしれないという課題もありましたが、国の新たな政策により急速な減少は回避されているようです。とはいえ、農地の減少は進んでいきつつあります。 そんな中、農業振興や農地保全という課題に対して、自治体とN

      “ハタケ”なのに、”タマリバ”でもある。二子玉川の「タマリバタケ」を訪れました!