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キテる漫画がわかる! 「コミックス第1巻売上ランキング」2020年上半期 第1位は「100日後に死ぬワニ」

※日販ニュースリリース(2020/7/21)

日本出版販売株式会社(代表取締役社長:奥村 景二、略称:日販)が運営するWEBメディア「ほんのひきだし」は、2020年上半期(1月~6月)の「コミックス第1巻売上ランキング」を発表しました。

「ほんのひきだし」では、「新しい漫画と出合うきっかけを作る」ことを目的に、コミックス第1巻の売上ランキングを半期ごとに調査・集計し、発表しています。このランキングは、集計期間中に第1巻が発売された「まだ若い作品」を、期間中の第1巻の売上のみで集計したものです。

今回の上位20作は下記のとおりです。

第1位は、著者・きくちゆうきさんがTwitterで連載し話題を呼んだ「100日後に死ぬワニ」。連載が最終回を迎えた3月20日(金・祝)に書籍化が発表され、4月8日(水)に発売された作品です。

第1位「100日後に死ぬワニ」(きくちゆうき/小学館)

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日本中が見守った100日間、待望の書籍化
あたりまえ。だから、愛おしい。
1匹のワニの、なんでもなくて、かけがえのない毎日の記録をぜひお楽しみください。
Twitter 累計1000万いいね!超えを記録した100日間の本編に加え、0日目や100日後の後日譚など、ここでしか読めない描きおろしも28ページ収録!

©STUDIO KIKUCHI / 小学館

コミック1巻

※「ほんのひきだし」では、上位50位までのランキングや、続編・スピンオフを除いた集計結果を公開しております。本ランキングを新聞・雑誌・HPなどでご紹介いただくにあたり、関連リンクを掲載いただける場合は、当サイトの記事URL「https://hon-hikidashi.jp/enjoy/111059/」をご掲載ください。
また、2020年4月~6月のランキングもサイトにて公開中です。
https://hon-hikidashi.jp/enjoy/111057/

「コミックス第1巻売上ランキング」調査開始の経緯

すべてのコミックを対象とした従来のランキングでは、“ランキングの常連”であるロングセラー作品の新刊が上位を占めることが多く、連載が始まって間もない作品や単巻で刊行される作品が読者に発見されにくいという背景があります。

一方で、漫画アプリやWebマガジン、SNSなど、コミックの連載媒体は増えており、2019年上半期には、1か月あたり平均150点ものコミックス第1巻が発売されています。

そのため、漫画好きの方でも新作をくまなくチェックすることは難しく、「せっかく新しい作品が世に出ても、その存在に気づきにくい」「今後の刊行に大きくかかわるはずの第1巻こそが売れにくい」という状況が、少しずつ深刻化していると考えられます。

そこで、そんな「まだ若い作品」にスポットを当て、漫画好きの方々が新しい作品に出合うきっかけを作り、「好きな漫画を応援する」「面白い漫画を誰かにすすめる」風潮を盛り上げることを目指し、コミックス第1巻だけで集計した売上ランキングの発表を開始しました。

※これまでに発表したランキングのアーカイブはこちら
https://hon-hikidashi.jp/tag/comic1st_ranking/

「ほんのひきだし」では今後も、新しい漫画に出合うきっかけとして、「コミックス第1巻売上ランキング」を継続的に発表してまいります。

■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 ほんのひきだし編集部(マーケティング部MD課内)
TEL.03-3233-4788
E-mail: hon-hikidashi@nippan.co.jp

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