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ヤギの行進 ★車椅子でスイス旅行★

スイス旅行の下調べとして買ったCREA Traveller 2016年Autumn号。
その中に、線路沿いの道を子供のヤギ飼いとともに歩いているヤギたちの姿を撮った写真がありました。
「ツェルマットの夏の風物詩、ヤギの行進。」
これは、ぜひ見に行かねば、と思い、事前にいろいろ調べました。
けれども、「ツェルマットの村を夕方くらいに通る」くらいしかわかりません。
旅行会社に聞いても、「そうですよ」と答えるだけで、詳細はわかりませんでした。

もう現地で調べるしかありません。
仕方なくツェルマット駅近くの旅行案内所に行きました。
案内してくれた人は、新人っぽく、「ヤギ?えーとですね・・・」と言いながら、先輩らしき人に助けを求める視線を送ります。
先輩は後輩にごにょごにょ伝え、後輩も何とか答えてくれようとしているのですが、私の英語能力がいまいちすぎて、後輩の言っていることがよくわかりません。
結局先輩がゆっくりはっきり説明してくれ、ようよう理解できました。
ヤギは案内所前の通りを通ること、時間はだいたい5時くらいだけれど、動物だからかなり前後する、と教えてくれました。

その日の午後はゴルナーグラート展望台に行くことにしていました。
1時間前くらいまでにはツェルマットに戻ってこられるよう、電車の時間を確認し、ゴルナーグラート鉄道に乗りました。
ゴルナーグラート展望台からツェルマットに戻り、ヤギを見るための場所取りをしようと、駅周辺をうろうろ。
ヤギを見るために場所取りしているような人はおらず、本当にここでいいのか段々不安になってきます。
私が勘違いしていたか?いやいやはっきりここだって、案内所の人が言っていた、と自問自答を繰り返しながら、駅より少し離れた線路沿いの道で待っていました。
4時半をすぎたあたりで、場所取りの人たちがちらほら出てきて、一安心。

5時すぎにようやく線路沿いの道の奥の方から、子供とヤギの一団がやってくるのが見えました。

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ツェルマット駅の横の道をやってきます

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ヤギが列を乱すと、犬がワンワン吠えて、列を元に戻します

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赤い服を着ている子供が現代のペーターたち

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車椅子ユーザーのための情報
ヤギの行進を見るためにたくさんの人が集まってきましたが、見学する人の列はせいぜい2~3列でした。
車椅子でも真正面でちゃんと見ることができました。
お店が並ぶ通りだと、もしかしたらもっと混んでいたのかもしれません。

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母の一言
ヒツジかわいかったよね~。ヤギだった?・・・ペーター?・・・ペーターってヒツジでしょ?

いただいたサポートは次回の旅行に使わせていただきます。より詳細なレポートができるように頑張りたいと思います。