【自己紹介】三十路に片脚突っ込みはじめた男のこれまでの人生を語る。(n=1)②
「勉強をしよう」、「研究をしよう」と意気込みはしたものの1年の前期で必修科目を全て落とした私は、「人間とは如何に弱い生き物なのだ!」と1人嘆き、人間とは自分が決意した事や自己を裏切る天才だとつくづく思いました。このままでは大学を卒業する事はおろか、人として大事な何かを失う気がしました。自分が決めた事も守れない。己の意志に己が屈服するというかなんというか。これは他人は一切関与する事ができない極めて内省的な体験でした。いっその事、他人から非難されたい気持ちになりました。とてもく