日記　2024.7.11(木) 実践すること。

エアコンなしで扇風機をタイマーにして眠ってみた。途中うなされてこわい夢をみたようだったけれど、目が覚めてすぐに内容は忘れてしまった。こわいなぁという気分だけがじんわりと残っていた朝。

6時過ぎに起きる。やっぱり朝がとにかく気持ちがいい。夏だと余計に朝が気持ちいいのかもしれない。7時までは布団の上でごろごろしたけれど、目が覚めたらすぐに起き上がってしまえばよかったかな。一年前まではずっと朝が苦手だったはずなのに、しっかりといま朝が好きになってきている。朝の時間の使い方も上手くなってきた。

今朝もお弁当を作っていく。卵焼き、お魚ソーセージ、ミニトマト、ロメインレタス、紅しょうが。おかずがたっぷりになった。昨日の夜は夕飯を軽めにしたら体が軽い気がする。ちょっと近ごろ食べ過ぎのような気がするので夜を控えてみようと思う。食べ過ぎるのにも何か意味はあるので否定はしないでどうしてなのだろうと考えてあげることもしてあげたい。

新しいブラトップを買ったので今日早速つけてみた。わたしは胸からお腹周りを締め付けるのがすごく苦手なのでやっぱりちょっとくるしい。Tシャツから透けても良さそうなシルエットでいいなと思ったのだけれどこれはちょっと厳しいかもしれない。下着選びは慎重にしなければいけない。肌にあたるものだし、気持ちよさを一番に考えなければいけなかった。失敗した。一枚1,741円、2枚買ったので3,482円のお勉強代。

今日は本当に一日中、ずっと苦しかった。呼吸も浅くなるし、特に座っている時が一番しんどい。わたしは元々集中するとすぐに呼吸が浅くなるタイプなので授業中は息がずっと止まっていたんじゃないかと思う。
トイレットペーパーとお水を買って今日はさっさと家に帰ってきた。服を脱いだらぱぁーっと苦痛から解放されてやっと息を吸うことができた。深く深呼吸をする。

今晩も夕飯は軽めにしてみる。実家から送ってもらったきゅうりをスティック状に切り玄米味噌と豆乳マヨネーズに付けて食べる。みずみずしくてすごく美味しい。水やりを極力我慢してハウスで育てたトマトも甘く美味しく仕上がっていた。木綿豆腐には実ざんしょうの醤油漬けをのせて食べる。火を使わない野菜メインの夕飯。気持ちがよくて美味しくてしあわせだ。

苦しい一日を過ごしてみて、気持ちのいい下着を真剣に探してみることにした。もしもなければ自分で作ろうと思う。赤ちゃんのための生地を使って作りたい。ふわふわのコットンかガーゼがいい。ぜったいに気持ちがいいに違いない。そうか、洋服だっておくるみのようなやさしい服を作って着たらいいんだ。
苦しいブラトップのパットだけ外して自分で下着を作ってみたくなってきた。またわくわくしてきたぞ。気持ちがいいものだけを着る。気持ちがいいとなんでもかんでも上手くいく。キャミソールも作ってみようかな。バイヤステープメーカーも買ってみよう。バイヤステープが変に配色になるのは嫌だもんな。

わたしはいま自分が一番気持ちよかったときの肌の感覚の記憶にたどり着いた。白いガーゼの温もりの中、わたしはやわらかい空気に包まれてしあわせと安心でいっぱいだ。においがする。お母さんのにおい。お母さんの母乳のにおい、石鹸で洗った衣服のにおい。汗のにおい。すべてが安心のにおいがする。安心とはにおいのことだったのか、急に腑に落ちた。

出かけたい気持ちと、下着を作ったり探したりしたい気持ちとある。うまい具合に3連休がやってくる。着なくなった服をがばっと手放しながら、自分の作った気持ちのいい服を着て生きていきたい。わたしはわたしをつくっていく。わたしの動きや態度、姿勢をただ静かに示していくだけ。実践する。動いて動いて何かをつかんで、実践し続けたい。