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二か月ぶりの隅田川

 昨日は久々に隅田川まで散歩してきた。
 
 午後、監視人殿が買い物から帰ると、今日は涼しいから散歩に行こうと言う。この2カ月ほど、猛暑を避けて引き籠り、ルームウォーカーで歩いて(?)いたが、昨日は今年初めての秋の様相、夕方4時頃、久々に散歩に出かけた。半袖で出かけたが、ひんやりするので途中で長袖をはおり、緑道、明治座を横目に浜町公園に到着。隅田川を望むいつもの観測地点にたどり着いた。
 
 頭上は透き通るような秋の青空だ。川向う正面のビル屋上に、ブルガリアヨーグルトの看板があり、その横でスカイツリーが日の光をあびて輝いている。水面は川幅いっぱいに青くキラキラと光っている。暫し眺めるが船は来ない。川沿いの遊歩道を歩く人はまばら、平日の4時だからこんなものなのだろう。椅子に座り小休止して、浜町公園に戻る。

秋の隅田川

 時間が時間だから、遊ぶ子供は見ないし、勿論親もいない。わんこと歩く人がちらほらといった程度で、静かな公園だ。公園の入口に数本の銀杏の木があるが、うち一本に無数の実がついている。木全体としては元気があるとは思えず、実の重さに枝が折れないかと、些か気になる。あまり近づかないことにしよう。

銀杏の木はやや元気ががないように見える
銀杏の実が鈴なり

 その後、緑道の交差点まで戻り、いつもの定点観測ベンチにすわる。相変わらず、正面、緑道の入口に勧進帳の弁慶像が鎮座している。歩道を渡った甘酒横丁の角に、7,8人の外国人がかたまっている。何かを、あるいは誰かを待っているのだろう。相変わらず外国人が多いが、銀座のような華やかさはない。

いつも変わらぬ勧進帳の弁慶像
緑道交差点にかたまる外国人集団

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