時間になったら腹は減る。

気がつけばあっという間に12月。リアルでもネットでもあちこちで「今年も残り1ヶ月か…」という声が聞こえてくる。クリスマスに年末、まあ確かに駆け抜けるようにして2019年最後の1ヶ月を過ごしていくんだろうなと思う。

1ヶ月が早いということは、当然、1日も早く過ぎていくのだと思う。気づけばもうすぐ17時になろうとしているところだ。これが仕事をしている頃だったら「もうすぐ定時だな…今日は何時に帰れるかな…」と、一瞬上の空になる時間帯だ。一応、私にもそういう時期はあったのだ。

今日は雨だったし、寒かったから一歩も家から出なかった。ずっと家にいると、体力が有り余って夜、寝つきが悪くなるから本当は家から出て何かした方が睡眠のことを考えたら絶対にいいのだけれど、雨と寒さには敵わなかった。

朝、遅めの時間い起きて（一応、目覚ましは朝らしい時間にセットしているのだが…）朝食なのか、昼食なのかわからない食事を摂り、録画していた番組を観て、本を読み、やっていることのほとんどすべてがインプットであることに気づき、それでは何だかバランスが取れないような気がして、せめてものアウトプットのつもりでこのnoteを書いている。

何かの罪滅ぼし（？）的な感じで書いているわけだから、私以外に誰かの何かになるのか、なっていいのかわからないけれど、「何もしてません！！！」をある程度継続的に実行している人がそれを胸を張って言うって、わりかし勇気がいるんじゃないかと思う。「積極的無職」ってかっこつけて言ってるけけれど、内心は「やべーよ…これから先どうなるんだろ…」って思っているからね。

人間は、何か役割があったり、充実感を感じることで「生きている」を感じられるのかもしれない。今日の私はあまり「生きる」を感じられなかったけれど、それでも時間になれば腹は減る。「腹が減る」こそ生々しい「生」な感じがするけれど、ちょっと虚しい感じもする。せっかくなら、今日1日を駆け抜けて、お腹ペコペコになって美味しいものを思いっきり食べた方がきっとお腹も心も満たされる。いつだったかどこかで、「夜更かしをしてしまうのは、今日に未練があるからだ」と聞いたことがある。多分、このままだと今日に未練タラタラで寝つきが悪くなりそうだなと思い、今から必死に今日を取り戻そうとしている。お腹すいたな。