夏に行きたい!変わった砂浜4選
皆さんは、この夏海へ遊びに行っただろうか。
毎年遊びに行っているけど今年はウイルス的なアレがアレだからひかえるという方も少なくないだろうし、遊びに行った方も例年と比べて場所なりスケジュールなりに気を使ったりしたことだろうと思う。
今回はそんな、いつもの夏と比べて海を楽しめていない方向けにいくつか砂浜を紹介したい。
きれいな砂浜はいくらでもあるので、今回はきれいさで選ぶのではなく、何らかの特徴を持っているものに限定して、過去に私が撮った写真をまじえてあげていく。
①愛知県・佐久島の紫の浜
愛知県・佐久島。名古屋駅から電車で50分+バスで30分+フェリーで20分の距離ながら、ひなびた雰囲気のある人口262人(2013年時点)の島だ。
現代アートによる島起こしが成功し、多くのインスタグマーが承認欲求を満たすために訪れる(←悪意ある表現)。
現代アートを抜きにしても島の町並みは美しい。
そんな島には、紫色の砂浜がある。
よく見ると波打ち際がかすかに紫がかっているのがお分かりいただけるだろうか。これはムール貝のかけらが砂に混じっているためだという。
ちなみに恋に効くパワースポットらしい。ふーん。
②高知県の桂浜
高知県の桂浜。
高知駅からバスで40分ほどという好アクセスが魅力だ。
桂浜の特徴は、波打ち際で光る五色のカラフルな石。
土産屋で300円で売られているが、拾うことも可能だ。
ちなみに巨大な坂本龍馬像があるが、彼がここにきた記録は残っていないという。
③北海道・礼文島のメノウ浜
北海道の礼文島。有人島としては日本の最も北に位置する最果ての地だ。
これは岩で休むアザラシ。
礼文島にはメノウ浜という浜がある。砂というより、石がごろごろしている。
メノウ浜には地蔵の手の形をした地蔵岩がそびえ立っている。高さは50メートルに達する。
地蔵岩も特徴的だが、何といってもこの浜の特徴は、メノウが落ちていることだ。
ただ、ごろごろ見つかるわけではないので、探してみたけど発見はできなかった。
④沖縄県・久高島のイシキ浜
沖縄県の久高島。ここにアマミキヨが降臨し琉球王国となる島を作りだしたといわれる。
ニライカナイ(異界)に近い場所とされ、時期によっては一部エリアに部外者が入れなくなったり、見学できない儀式が行われる神聖な島だ。
パワースポット好きからの人気も高いが、「島のものを持ち帰ると不幸になる」など禁止事項もあったりするので、安易にパワーをもらおうとするのは少し怖い印象がある。
島内のイシキ浜。ここに五穀の入った壺(ひょうたんとも)が流れつき、王国に広まったとされる。また、ニライカナイからの船が停泊する場所でもあり、遊泳は禁止されている。
……。
ちなみに4つの浜の共通点として、いずれも遊泳禁止、または遊泳に向いていないということがあげられる。じゃあ夏じゃなくてもいいな、ということに気づいたのでこの記事は終わりである。
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