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Metallica 5th Album "Metallica" 発売から30年、今聴いて思うこと

もうあれから30年も経ってしまったんだ…
今、まさにこのアルバムを聴きながらこれを書いているのだが、あまりの暑さにちょっとボオッとしながらも、当時はこんなに暑かったっけ?なんて思いながら、今"The Unforgiven"に差し掛かっている。

正直言うと、このアルバムが出たとき大学1年生だった私の第1印象は、「あれ、速いメタリカどこいった?え、最速で"Through The Never"!?」だった。"Damage, Inc."どころか、"Blackened"すらもない…と。

個人的で申し訳ないが、この頃バンドブームが凄く、私も地元で組んでいたバンド「Sleazy」を、「Metal Sleazy」と改め、メタル特にスラッシュメタルに傾倒したバンドでリーダー兼リードギターでガンガンバンドをやっている最中であったのであった。

メタリカのニューアルバムが出る!というのは、当時はインターネットなどなく、必死にCDショップや音楽雑誌からの情報をもとに入手していて、ニューアルバムからの1st Singleである"Enter Sandman"は輸入盤でいち早く入手し、耳コピしてバンドでいち早くコピーしていたぐらい、のめりこんでいたのである。

今、"Don't Tread On Me"である。この曲、メチャクチャカッコいいのに、全然ライブでやらないし、メンバーが好きじゃないの?と思ってしまう。このアルバムでは実はマイベスト3では3位!

昔、一人でMTR(Multi Track Recorder)を買って、ドラムマシンを入れて、友達から借りたベースを入れて、一人でボーカル以外のアルバム全曲再現をやってたなあ。なんか時間もあったし、ギターはメチャクチャ練習してたし、バンドはあまりうまくいってなかったのもあって、大学から帰ってきたらひたすらこの録音やっていたのを今思い出した。やっていたのは、このMetallicaの"Metallica"全曲と、Megadethの"Rust In Peace”。同時期に出ていたSlayerの"Seasons In The Abyss"は途中までかな・・・Panteraとかも楽しかったし。

30年、このアルバムを聴いているが、尖りまくっていてスピードを求めていた当時の印象から、歳を取るにつれ、やっぱり諸々楽曲の良さや、ボブロックの音作りのうまさも含め、やっぱりこれ最高、ってなるんだな、と感じてきた。

今、"Nothing Else Matters”。これってメチャクチャ売れたよね、知らないけど。なんか、"Fade To Black"とか"Welcome To Home (Sanitarium)"の延長線上なのかななんて思っていたけど、それこそ全米が泣いた!ぐらいの曲になるなんて…本人たちが一番びっくりなんだろうけど。

そして"Of Wolf And Man"!なんか不思議な曲なんだけど、いいんだよね…これまたライブではあまりやらないんだけど。今聴いてもいいな、このアルバムの2位はこれ!

最後は"The Struggle Within"。Struggleという単語を辞書で調べたのもこの曲のおかげ。この曲もカッコいいよね!

というわけで、4連休に"Metallica"を〇年ぶりにフルで聴いたら、メチャクチャかっこよかったし、当時を少し思い出したし、今聴いても音良いなと思ったし、いろいろ気付いたのでした!

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