見出し画像

【年収の壁】壁を超える突破口とは?

最近、肌寒くなり朝晩は上着が必須アイテムになってきました。

段々年末へと月日が進んでいますが、「103」という数字に悩まされる人が多いのではないでしょうか?

103万円の壁

誰かの扶養に入っている人は、一定の年収を超えると所得税が発生します。その1つ目の壁が103万円です。
私もアルバイトを開始した4年前から、毎年この時期になると給与調整に頭を抱えています。

扶養範囲内である限り、この問題と向き合い続けなければならないのでしょうか?

10月24日の日本経済新聞に、気になる記事を見つけたので、私なりに考察してみました!

#日経COMEMO #NIKKEI

年収の壁の現状

配偶者手当を支給する企業は全体の63%。
内、配偶者の収入制限の額を年103万円としているのは52%。
(人事院の2019年調査)

やはり、103万円から目を背けることは難しい状況と言えます…

年金制度の活用

所得上限があるとはいえ、家計を考え働く必要がある家庭も存在します。

そこで現在推進されているのが、年金制度
例え年収103万円を超えたとしても、
・厚生年金
・個人型確定拠出年金(iDeCo)
上記の年金に加入することで、税の軽減と将来的な資産形成が可能となります。

私の見解


この問題の突破口は、「所得がどのタイミングで1番必要か」が重要になる思います。

・現時点での所得が必要の場合
学生のように、特に「今」お金が必要である時、「103万円を超えないようにする」ことを大前提に最大限の所得を得る選択肢になると思います。

・長期的に見据えた所得が必要な場合
今だけではなく「将来」のことも考えてお金が必要である時、所得の一部を掛け金として運用する「年金制度への加入」が選択肢になると思います。

まとめ

前提として、現在価値と将来価値を比較し、その時の自分に必要なことを選択することは非常に大切だと思います。

その上で103万の壁の突破口は、中長期的には対応策があるものの、短期的にはまだ改善できるように思います。

またこの問題は、雇用される側だけでなく、雇用する側もシフト調整等の負担にも繋がるため、制度自体の見直し・改善にも期待したいです。

「誰もが自由に働ける、明るい未来を。」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?