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技術同人誌を売ったり買ったりしてよかったこと

この記事は「技術同人誌 Advent Calendar 2019」の19日目の記事です。
遅くなりすみませんm(_ _)m

はじめに

nilfigo(ニルフィ)と申します。
脆弱性診断研究会というウェブアプリケーションセキュリティのコミュニティを主宰してます。

毎月一回、「脆弱性診断ええんやで」と称するセミナーを開催しています。脆弱性診断をテーマとする、ゆるふわなハンズオンセミナーです。
場所は毎回「コワーキングスペース茅場町 Co-Edo」の3Fセミナールームをお借りして開催しています。
おかげさまで、はじめての開催から6年目に突入し、コミュニティへの登録メンバーはDoorkeeperconnpassを単純に足すと2,200人以上。ホントありがたい。

技術同人誌との出会い

一般参加者としてのお初は「技術書典3」です。めっちゃ並んでめっちゃ混んでて、お目当ての技術書はすべて買えなかったけど、めっちゃ楽しかったのでちょっとシンドいけど次回も行こう! と決意して「技術書典4」も一般参加。前回でコツを掴んだので、欲しい本が一通り買えてありがたい。

技術同人誌を買って良かったこと

■知見が広がった
お目当ての技術書を読んでスキルアップするのはもちろん、ただサークルを連連と眺めるだけでも脳汁が溢れ出たのを覚えてます。自分が関わってこなかった業界・業種の技術を知ることができたのは大収穫。

■モチベーションが上がった
知見が広がった後に広がるのは「何故に俺はいままでスキルアップをサボってしまっていたのか!」という自責の念。とにかく何でもいいから行動しよう! と焦ったのも、ある意味大収穫。

■本を書くことに目覚めた
知見が広がりつつ、モチベーションが上がったので、「本を書こう!」と決意するまでに時間はさほど掛かりませんでした。いつも思っていた、日々携わっている「脆弱性診断」についてアウトプットしなきゃ!  という思いを具体化したのが大収穫。

技術同人誌を売って良かったこと

■モノを売る厳しさを学んだ
予想外に売れちゃったり思ったように売れなかったり。素人の独りよがりな想定はいつも覆されます。そんなこんなに心を振り回されながらも商売を継続してる方々は、ただそれだけで尊い。

そんな考えが浮かぶ一方で、そうは言っても、ちゃんとそれなりにそこそこモノを売ったオレスゴイ! という自己承認も得られて尊い。

■仲間ができた
技術同人誌を売っていちばん良かったのは仲間ができたこと。趣味嗜好はバラバラだけど、「本を書いて売る」という共通の行動の素晴らしさをわかりあえる/分かち合える喜び。何物にも代えがたい経験は尊い。

■助けられる喜びを知った(「受け身」の助動詞「れる」)
技術書典5、6と連続で当選して、当然7も、と思ってたら落選。「マジかぁ」と途方に暮れてたときに見つけた「FORTE@aozorafm(@FORTEgp05)]さんの「委託受け付けます!」という神の声。全く面識がなかったのですが、恐る恐るお声がけするとご快諾いただく! さすが神様。やんごとなきお方は尊い。

■助けられる喜びも知った(「可能」の助動詞「れる」)
「助ける」というのは語弊があるのですが、先日開催された「第二回技術書同人誌博覧会」では、私のハンズオンセミナーに何度かご参加いただいたエンジニアの方の委託を快諾しました! こんな俺が依頼されるなんて尊い。

これからの展望というか希望というか野望的な何か

これからもどんどんと自分の知見を広げるために、仲間を増やすために、モチベーションを上げるために技術同人誌を書き続けます。

まとめ

売っても買っても楽しいよ! みんなおいでよ!! 技術同人誌の沼に!!

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技術同人誌書き続けてたら、こんな風に商業化されました!


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