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エリザベート20周年とその重み

50倍!!の競争率の抽選があたって、2020年のエリザベート記者会見にいってきました。


ミラクル。これ、ご招待状♥️

冒頭に、東宝エリザベート20年の歩みを映像で。
やまゆうさんの若くりりしい頃の(いまもりりしいですよー)映像やら一路さんやらから、マテさん武田真治さんの映像(ある意味貴重…)で歴代の歌声を繋いで…そのあとに、2020年キャストが発表されました。

!!!!!!!
いっくん?

ワンテンポ遅れてどよめきが。
そう。主役のなかでは山崎育三郎さんがルキーニからの異動で、唯一。20周年に死角なしというところでしょうか。


演出の小池先生と、東宝の偉いひと、シシイのお二人とトートの三人が登壇。

リーヴァイさん、クンツェさんのメッセージもあり、コメントも質疑も、20周年の重みや奇跡という話が自然と多くなっています。

ブロードウェイでもウエストエンドでもない、ウィーンミュージカルを日本でやるという当時のチャレンジは相当なものだったのだろうと想像します。
それが20年も愛され、当時はキッズだったろうお客さんがいっぱい来る。キャストもゲストも受け継がれている。作品も、その後ウィーンのもフランスのも日本でやるようになったのは、エリザベートの成功なくしては語れないのではないでしょうか。

花總さんは、初演の宝塚シシイさまですし、井上さんは東宝の初演ルド。彼らがいままたここにいることの価値や重みがすごい。
奇跡の意味が違うけど二人ともほんと奇跡!!

小池先生が、この作品の変化について、
リーヴァイさんたちがつくったときは、ベルリンの壁が壊れてすぐの時代。そこのタイミングでの中央ヨーロッパのあの時代を描いた作品を見るお客さんの心情と、それから30年経って見る人の受け止めが違う。それによって、舞台の演出が変わっていく。
みたいな話が印象的で。

単に、舞台装置が最新鋭になるから演出かわるとか、全ツするから変わる、とか、そういうことではないんだよ。ということがよくわかりました。

育三郎さんはトートについて、
ルキーニとして、ずっとそばでトートを見てきた。それをいかして自分にしかできないトートがつくれたら、とおっしゃっていました。

トートとルキーニって、一心同体な側面がありますよね。現実世界で話を進めているけど最後以外話に関わらないルキーニと、現実世界にいないけど、話に関わるトート。表と裏。よりいっそう作品への理解を追及したトートになりそうです。
ビジュアルは申し分ないので、いまからシシイとのあーだこーだを妄想しただけでやばいです。

本人としてはさわるとやけどするほど冷たいトートを目指すと。そして、前髪が史上初のセンター分けトートだと(笑)。

楽しみです。終わったあと配られたチラシで興奮♥️

エリザベートを、一言で表すと、愛、生きる、熱、欲とおっしゃってました。
どれもほんとそう。

今から準備万端なカンパニーでした。

50分の一の記者会見当ててしまったから、
チケット、とれる気がしないので、まじめにとろうとおもいます。

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