子供のレッスンの先生。その向き不向き

意外と、テンション高いだけじゃダメなんだな。と気づいた話です。

先日、いつも習ってる教室の別クラスのオープン参加をしたんです。いつもの先生より年配?ベテラン?なのですが、結論からいって、娘は笑顔で実力発揮!!というところまでいかず。あとから、楽しかったといって、家で歌っていますが。

その先生は、テンションたかく、冒頭に、頑張るぞ、オー!みたいなコールアンドレスポンスしたりしてくれて、盛り上げようとして工夫していました。

歌う練習も、振り付けも、さっさとやって、一部の子がまだバタバタしていて、わからなくても、通して、「できた!」としました。達成感を味わってほしかったのかもしれません。

うちの子はバタバタしていたので、できないー、わかんないー!っていう感じでした。クラスで、一番小さかったのもあって、難易度的に無理だったのかな、とも思いました。だからといって、フォローもなかったので、このクラスにいる対象ではないというメッセージだったかも。他の子も小さめの子は、まあ、似たようなもんだったけど。

そういえば、いつもの先生は結構淡々とするんです。一見ドライで厳しそうなのですが、できていないところを何度も繰り返してくれて、とても堅実です。考えてみると、娘もそのペースが慎重派で淡々と生きる娘に合っていたのだなと。

なにも子供向けにテンションブンバボーン!な人が万人(子供)にウケるわけではないのかもしれません。

ペースが合う先生というのが、子供のレッスンには重要なのかな。と他の先生に会って再認識しました。


余談

ちなみに、その先生は、クラスみんながまあまあ、できないまま、みんな優秀だから!振りを予定よりすすめます!!と振り付けを進めていったのですが、

その先の振り付け、そんなに作れてなくて教えるときに指示が曖昧
そもそも歌詞を覚えてない

みたいなことがあり、レッスンの最後のほう、バタバタとしてしまったのです。

中途半端なのなら、今日進めたところのポイントを押さえて、確実にみんな踊れるようにしたら有意義だったと感じます。「右だっけ左だっけ?」みたいになってる子が多かったし。

とにかく計画を柔軟にすることと、そのリスクってシビアに考えないといけないと思います。教える側が音をとれていない状況で、ごめんねー、とヘラヘラしているのはちょっとな。リスク大きすぎたと思います。

そんなこんなでプロとしてどうなのかな?って思ってしまったこともあり、その日のみの参加になりましたとさ。



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