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プロジェクトを炎上案件にしないために

訳あって炎上案件の火消しの話。⑦

最後の炎上案件の話。
「炎上案件にしない」ために何をするかという点を私なりにまとめてみた。
普通のプロジェクトマネジメントのお作法はもちろん守った上で。

まとめてみたらすごく普通になったのは否めない。
その普通ができなかったから炎上したという教訓。

という前提で。

プロジェクトを炎上させないための10個の大事な事

 ①要件定義はバディ制度
  →必ず身内に共有できる人をつくっておく
  →2次送りはできるだけやめましょう。
  →口頭握りは【絶対に】やめましょう(基本)
 ②設計書を後回しにしない
  →後続が死ぬ
 ③テスト期間はバッファではない
  →単体と結合が同時になってるスケジュール見て白目になった。
④報告・連絡・相談 はこまめにする
  →お客様に対しても、上司に対しても、社内に対しても。
   「ダマ」が後から必ず響く
  →仕様・スケジュール・不慮の技術的困難、人的問題、色々ね。
  →議事録・エビデンス・ドキュメント。証拠は全て残す
⑤情報の拡散をしましょう
  →チームメンバーに必要な情報を伝えましょう。
   いいことも悪い事も共有すべき
 ⑥プロジェクトの開始が遅れたらエンドも遅れる
  →これをクライアントに理解させることが大事
  →無理は聞いて良いけど、無理を言ってる事は理解させよう
 ⑦フェーズ毎に簡単でもいいので振り返りをする
  WBSを聖典にしない
  →実態を伴わないWBSは夢日記。
  →なんとなく進む、なんとなくのアラートを上げているのが一番やばい
 ⑧スペシャリストとジェネラリストのペアで動く
  →システムでもいいし、技術でもいい。
   プロジェクトの実行推進できる人とチームを推進する人を分けて
   考えよう
  →ジェネラリストは兼務でも大丈夫だと思う
   (基本脳みそがパラレルだから)
 ⑨自分ひとりでは何もできない認識を全員が持つ。
  →「オレサマ」もいらないし「デキナイオレ」タイプもいらない。
  →知識不足は恥ではない。Ask much, know much
 ⑩要件を決める人も、開発する人も。最終的なエンドユーザーの視点を
  忘れずに。
  →これをしないと、リリース後「そうじゃない」事案が多くなります…


かな。まあ全部できてたら炎上案件の要素は少なくなると思うよw
あとおまけとして、一次請けの会社の上層部が体制を引く時には、

  炎上しそうなので、体力のある方から上位を集めた

という対策が取られてました。(一次請け社員から聞いたw)
体力とメンタルに強いメンバーがいることは大事だよね。まあ、組織としてそういうやり方もあることは理解する。

 そんな都合の良いのが何人もいるかっ!wwwwwwwwww


あ、そうだな。次は、炎上ではなく、サービス業にサービスを提供することについて書いて見ようと思う。

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