2022振り返り〜やってよかった・始めてよかったこと編〜
「2022・買ってよかったもの」に続いて「やってよかったこと・始めてよかったこと」を振り返る。
2022年は感染症による行動制限もかなり緩和されて、いくつもの「人生初チャレンジ」ができたので大変よかった。
1:やってよかったこと
①船釣り
会社の釣り好きお兄さんが連れて行ってくれた。早朝6時過ぎに船宿に集合し、船で沖に出て13時過ぎまで釣りまくる。平日、仕事をしている時間とほぼ同じだけ釣りっぱなし。
ウルメイワシや鯖がたくさん釣れること、春先すら直接照りつける日差しの苛烈なこと、酔い止めにはアネロンが最強なことなどなどが分かって面白かったのだけれど、最大の収穫は「釣り人の世界」を一瞬覗けたことかもしれない。
石原軍団でしか見たことがないイカツイサングラスをかけてタバコを黙々と吸いながら、釣りに集中する。誰かが大物を釣り上げればちらと目をやるだけで、すぐに自分の竿に目線を戻す。船宿ごとに特徴があるだろうけれど、その船の上は馴れ合いのようなものがなくて清々しかった。
②金継ぎ
お気に入りの器をかんぺきに割ってしまった。その器はどうしても使いつづけたくて、最初はプロのかたに金継ぎを依頼しようと考えていた。けれど調べるうちに「あれ、案外自分でもできそうじゃない?」と思う。せっかくだから人生経験として、都立大学の金継ぎ体験教室へ。
金継ぎは不器用な私でも楽しめた。先生が教えてくれた金継ぎの思想「金継ぎに正解や失敗はありません。できあがった継ぎ目を川や山など自然のものに見立てて楽しむところまでが金継ぎ」によって肩の力が抜け、とても気楽に楽しめた。
金色の継ぎ目が入った器は、割れる前よりも愛着がいっそう増した。
金継ぎ教室に参加していた人たちはみんなそれぞれの器に愛着や思い出があって、捨てるのではなく使い続けたくてここにいるのだと思うと、妙にうれしかった。小さなカケ一つをちょんと直してものの15分程度で帰っていった女性も、欠けたグラスやプレートを小さなエコバックいっぱいに持ってきた大学生くらいのカップルも。
③競馬
会社の同僚たちと、日本ダービーへ。とにもかくにも熱気がすごい。赤ペンを耳にさし新聞を握りしめたオジサンだらけなのかと思っていたけれど、某ウマ娘効果なのか若い人が多くて驚く。一瞬のレースに大群衆の熱気。もともとプロ野球観戦が好きで、コロナ前はよく球場に足を運んでいたのだけど、そのときの熱狂を思い出した。見ず知らずの人たちと手に汗握り一喜一憂するなんともいえない高揚感。
④寄席を見る
実は人生初の寄席。浅草でふらっと当日券を買って見て、とても面白かった。3Dどころか4Dの体験だってできるこの2022年に、声ひとつで数時間も楽しませてくれるのはすごいエンターテインメントだ。噺家さんの実力は素人目にもなんとなく分かるのだなあとも思った。その日出演していた方の一人初めて落語家さんのTwitterをフォローした。怪談ナイトなどもやっているらしく、ホラーは苦手だけど声ひとつでどこまで恐怖を煽られるのか興味があって、今度行ってみたい。
2:始めてよかったこと
①登山
中学生くらいまでは山好きの父に連れられ毎週のように登っていたが、十数年ぶりに登山の楽しさに目覚めた!大人になってからの登山はまた別の楽しみがある。登山中に食べるごはんのおいしさ、登山後のほどよい疲労感、温泉とサウナ。から揚げとフライドポテトとノンアルコールビール。スマホから数時間目を離してデジタルデトックス。最高。生きているって素晴らしい。
②バレットジャーナル
朝起きてから「その日やること」、「ふと頭に浮かんだこと」をバーっとノートに書き出して次々に消していくノート術。やらなきゃいけないことや頭に浮かんだアイデアを脳にホールドしておくだけでも脳のメモリを消費するので、いったん紙に書き出すだけで頭がとてもスッキリする。
iPhoneのメモアプリやnotionでタスク管理をしていた時期もあったけど、受験生時代からTODOリストを紙のノートで管理していた私の性に合っている。
③podcastを聴く
昨年もコテンラジオや平野紗希子さんの番組などいくつか聴いていたのだけど、今年は毎回欠かさずチェックする番組が3つできた。
ゲイと女の5点ラジオは仲良しの先輩に教えてもらった。ゲイのしょうちゃんと女友達ヴァジャさんの軽快なトーク(そしてかつて自己啓発セミナーや霊感商法にハマったお二人ゆえの重めエピソード)が楽しい。
over the sunも友人にすすめられてハマった、笑いあり涙ありのpodcast。ep.68でゲイであることを親にカミングアウトしたけど受け入れらず死にたいというお手紙を送ってきた中学生に対して、ep.69でたくさんのリスナーから中学生へのお手紙が寄せれらる回だけでいいから全人類に聞いてほしい。
「元気になるごはん」はパーソナリティーの方が穏やかかつあたたかい口調でごはんについて語る。テーマも「マミーズのアップルパイ」や「シュークリーム」など毎回そそられるのよね。過剰な演出もなくて聞いていて疲れないのも大好き!
他にも、週末だけ日記をつける習慣とか、夏の間は逗子に通ったりとか(山派の私からは考えられないこと!)、新しい習慣ができた一年だったなあ。来年も好奇心の赴くままに楽しんでいこう〜
来年チャレンジしたいこと
・ポーカーの大会に出場
・川柳コンテストに応募
・揚げ物上手になる(春巻き、かき揚げ)
・宝塚を観劇する
・松本に行く
・裁判傍聴に行く
・長野阿智村の天体観測に行く
・FP3級の資格をとる
・食エッセイ本を自費出版する
・遺伝子キットで検査をしてみる(縄文人か弥生人かとかわかるやつ)
・ASAKO IWAYANAGIのモーニングを食べる
・浅草ロック座でストリップを見る
・帝国ホテルのバイキングを食べる
・湯布院でワーケーションする
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