いろどりかるた(プチ)リニューアル
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いろどりかるた(プチ)リニューアル

こんにちは、niko plusの企画制作を担当する高鳥です。
いよいよ9月も終わり、遠くに年末の気配を感じはじめる頃ですね。
私は先日10月はじまりの2022年版手帳を開封して気分が上がると同時に、今年の残り時間を考えてへこむという複雑な情緒を味わいました。

さて、この度「いろどりかるた」のパッケージが新しくなりました!
とは言っても全面変更ではなく、部分的な修正でより分かりやすいパッケージを目指したプチリニューアルです。

「いろどりかるた」はCMYKの数値から色を予想して札を取り合うゲーム。
印刷物が4色をかけ合わせて色を表現していることを元に考案しました。
印刷・デザイン業界人白熱必至のCMYK色取りバトルです!

今回はどの部分を、どんな意図で新しくしているのかをお話していきます。
プロのデザイナーさんからすれば当たり前のことばかりなのかなーと若干不安ですが、最初のデザイン案ができてから時間が経ったことで気付いたポイントもあったので、この体験が制作をするどなたかの参考になればと思います!


デザインの変更点&その背景

商品の顔である前面はほとんど変わらず。
ですがゴシック系フォントを使用しているniko plusのロゴを外し、商品名がすっきりと目に入りやすいようにしました。種類の違うフォントが並んでいるとゴシック系の方が目立ってしまうからです。

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以前まではブランド名をお客様に認識してもらいたいという意向もあったのですが、やはり一番伝わってほしいのはこの商品の名前だ、と考えて変更することにしました。
魚島さんの制作したシンプルなデザインがより良くなっていればよいのですが、いかがでしょう?

ちなみに外箱に使われているCMYKの4色はすべて100%で、濃度の基準にもなっています。遊んでいる途中、札を見過ぎて違いがよくわからなくなった……という時に箱を見るとヒントになるかも。


ロゴを移動させた側面には、遊ぶ時に必要なことをアイコン化しました。
推奨人数、1回のゲームにかかる時間の目安、そして対象年齢です。

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他のアナログゲーム商品の箱をいくつか観察して、ほとんどの商品にこういった情報が明記されていることに気付き、「いろどりかるた」にも取り入れさせてもらいました。
確かにいろいろなゲームの中から選んでいく時には、遊ぶ時の雰囲気が想像できた方が手に取りやすくなりますね。
同じ意図で裏面の改良も行いました。


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裏面では元から簡単な遊び方と商品の内容を説明していましたが、同封の遊び方説明書にのみ載せていた「札の読み方」を外箱でも確認できるようにしました。

商品棚に置かれた「いろどりかるた」だけを見た人が、箱を開けなくても遊んでいる時をイメージできるようにするには?という課題に対する再デザインです。
読み札の内容に特徴がある商品なので、印刷に馴染みのない人はこの部分で迷ってしまうのではないかと思います。そんな疑問点を箱のデザインで解消できることを目指しました。

他にもキャッチコピーのサイズや販売元明記など細々と手を加えています。
より見やすく、伝わりやすくなっていれば嬉しいです。


時間が経ったから気付いた

今回「いろどりかるた」のデザインを見直していく過程では『niko plusも商品も知らない人はこの箱のどこを見るか』を想像するようにしました。
商品を知るきっかけがSNSなどの詳細な情報からではなく、商品そのものだったとしたらという想定です。

興味を持った人がすぐにネットで調べてくれるとは限りません。
そんな時この商品については外見からすべてが判断されることになります。

これまでの「いろどりかるた」や他の商品は、ECサイトでの販売とSNSでの広告活動がほぼ唯一の情報発信でした。必然的に自分たちのタイミングで、伝えたいことを伝えたいだけ、文章や画像を使って発信することができたと言えます。

しかしそれは裏返せば、商品が自社専用ECサイト以外の場所ではどう見られるか?というところまで考え抜けない原因になってはいなかっただろうか。箱の改良点を探しながらそんなことに気付かされました。

企画がスタートして時間が経ったことで、少しずつですが視野が広がってきたから気付けたことだったと思います。自分で制作してきた商品も、今だったらこうしただろうな、と当時とは違う見え方になることがあります。

SNSを通して商品を知り、好きになってもらってから購入していただけることが理想なのですが、商品そのものからも良さがしっかり伝われば選んでもらえるチャンスが増えます。
それに商品と直接出会って「いいかも」と直感的に思ってくれた人にも、迷わず手に取ってもらえることが大切ですよね。


おわりに

「いろどりかるた」は引き続き当社のECサイトで取り扱い中です。
ご興味を持った方はぜひこちらもご覧ください!


制作経緯をつづった記事はこちら▼


ありがとうございました!
墨田区の製版会社が始めたものづくりブランド「niko plus」です。商品の情報や企画への社員の思いなどを発信していきます。 ■ niko plus ブランドページ | https://www.nikkop.co.jp/nikoplus-LP.html