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注目の?出品物:RAP PRO.N用アクリル天板

出品者が業者に作ってもらった特注品。コンセプトが面白い。

一見すると普通のアクリル天板に見えるが……?

今回紹介するのは、市販品ではない。出品者が自分が使おうと思って(?)業者に発注したであろうワンオフのブツだ。

マキオン特需で入手困難になったことも記憶に新しいHORIのアケコン、リアルアーケードPRO.N用のアクリル天板である。

ぱっと見は単なるアクリルパネルに見える。しかし、ボタンの径をよく見て頂きたい。そう、30φではないのだ。スタートボタンなどによく使われている24φのボタン径になっている。要はボタンが通常よりも小さいわけだ。
使用感の想像がちょっとしにくいが、ウメハラが使い始めて一躍有名になったレバーレスコントローラーのHitboxは一番下のボタン以外が24φ。それを考えると、違和感が生じるようなプレイフィールでもなさそうだ。

出品者が解説文にも書いているように、通常のボタン配置でボタン径が24φというパネルはなかなか見たことがない。Hitboxのコンパネを流用するという手段もあるが、Hitboxはビュウリックス配置であり、ノアール配置を希望しているといきなり詰んでしまう。最終的に業者にオーダーして作ってもらったというのも、無理はない話である。

通常のアケコンボタンが私には少し大きく、小さいボタン(24mm)が使用できる交換パネルを探しましたが見つからなかったので業者に頼んで作ってもらったものです。

やや懸念なのは強度だ。元の鉄板は使わずにアクリル天板のみとなるため、長時間の荷重によってネジ止めしている箇所の割れが発生しないかは気にかかるポイントである。厚みが3mmと結構あるし、海外の自作アケコンなんかはオールアクリルだったりするから、まず大丈夫とは思うが……。

終了時間は2020年8月29日(土)の20時27分。
図面に起こして自分で業者に発注すると手間はかかるし、価格的にもかなり高くついてしまう。もろもろのコストを考えたときに「安い」と判断できるのであれば入札を検討してみてもいいのではなかろうか。

→注目度が少なかったのか、出品価格である3,500円でフィニッシュ。出品者は赤字のような気もするが……。個人が特注したものはやはり値段があがりにくいか。

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