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格好の良い父親とは

父になり最近大切だと考えている事。
それは先ず第一に、子供にとって、家族にとって安心のおける父である事。そして家族にとってではなく、男としての格好良さを保つという事。

何気のない普通の休日に大型ショッピングモールでお茶して、ファストファッションで少しの買い物をしてチェーン店でご飯を食べて、帰る自分たちと同じ様に帰っていく他の家族に対してぼーっと考えてしまった。
そんな日常は幸せで楽しいのだけれど、男の格好良さが完全に消えてしまっているお父さんが沢山いる。もちろんゼロではない。

そこで、改めて男としての魅力に欠ける父親って格好いいのかと自分の原体験を振り返って考えてみた。

私の父は、優しくて手堅く仕事もしていて尊敬出来る父だが、男としての魅力に欠ける。運動もしないし、遊びにもいかない、頭も禿げているし、体型も小太りの父。
しかし間違いなく私にとっての唯一の父で大好きだった。家族を本当に大切にしてくれる。
そんな私も思春期になるにつれて、父に恥ずかしさを覚えるようになってくる自分がいた。風貌も上記に記した通りで、当時では珍しい30代中盤で友人たちの両親とは一回りくらい年齢が高かった。

まあ、それなりに女子にも好かれている時期もあったし、少しイケている方のグループにいたのに父が禿げているなんて知られたら、少し恥ずかしい気持ちになり隠してしまいたい自分がいた。(今思えばそんな事を隠すほうがダサいと思う。)

しかし、結局そんな考えや恥ずかしさの終わりが見えたのが、結婚の前後くらい。やはり結婚をすると両親への感謝を改めて感じる様になるし、人はそんな風貌なんて関係ないと思えてくる。

そんなこんなで自分の父を格好良いと認めるまで遠回りしてしまった事に少し後悔を覚える事がある。

そんな自分は子供に対して友人にも自慢してもらえる父になっていたいのが願望である。それは結局自己満でもあるけれど、結局子供も自慢できる両親であればそれ程自信になる事はないと思う。

その為に、運動、筋トレもするし、何事にも没頭するし、新しい事にもチャレンジするし、少し女性も人気がある事など、常に刺激を持った生活を送っていく事を大切に毎日生きて生きていく。

一人の男として魅力的である事は、男として生まれたのであれば、追求していきたいのが人生ではないでしょうか。

ショッピングモールで目が会社と家族に奪われてしまって終わる人生にはしたくないと思った週末。




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