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旨味がたっぷり、たけのこの話。

こんにちは!
野菜ソムリエプロASUKAです。
今回は、春の味覚、これからが旬のたけのこのお話。

たけのこは古くから親しまれる食材

たけのこは、「古事記」にも記述がある、古くから食べられていた食材。
春を代表する食べ物の一つでもありますよね。
生長がはやく、10日で竹になることから「筍」の文字が当てられたんだとか。一般的に食用とされるたけのこで代表的なものは「孟宗竹(もうそうちく)」をはじめ、「真竹(まだけ)」や「淡竹(はちく)」などが挙げられます。
3月中旬頃から6月頃まで種類を変えて味わえるたけのこです。

たけのこのアク抜きと保存方法

たけのこは掘りたてだと生で食べられるものもありますが、鮮度が落ちやすいので、購入後なるべく早く茹でてあく抜きしてから調理するのが一般的。
あく抜き方法は、皮つきのまま穂先に大きく切り込みを入れ、大鍋にぬか一掴みと共に水から茹で、沸騰したら弱火にして40~50分程火にかけます。根元に竹串が刺さるくらい火が通ったら、火を止めてそのまま熱が冷めるまで放置(一晩くらい)してあく抜き完了。
保存する場合は、水を入れた密封容器で冷蔵庫保存がオススメです。水を変えながら保存すれば、1週間以上保存できます。

たけのこの栄養素

たけのこは食物繊維が豊富に含まれています。
その他にビタミンB1,B2、カリウムなども含まれます。アミノ酸の一種でうまみ成分でもあるアスパラギン酸やグルタミン酸も含まれ、スタミナアップや疲労回復効果も期待できる食材でもあります。
切り口に見られる白い粉はアミノ酸の一種でチロシンという成分で、健農公課脳効果が期待できますので、洗い流さないでおきましょう。

たけのこおすすめ調理

うまみ成分が豊富なので、汁ごといただける煮物や炊き込みご飯がやはりオススメ。ヒジキやゴボウ、ぜんまいなどと食べ合わせると高血圧予防により効果的です。ホタテや牛肉とも高相性、しいたけややまいもなども◎、スタミナアップにつながります。
穂先は炊き込みご飯、歯ごたえのある部分は煮物や炒め物に使い分けると食感や部位の違いもより楽しめますね。

旬の食材で健康維持

たけのこも春の美味しさの一つ。
旬の食材をいただくことは体調管理に重要です。
また、他の食材との上手な食べ合わせでさらに健康効果もアップしますので、旬の美味しさをより賢く美味しくいただきましょう!

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