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救急絆創膏メーカーの日廣薬品が、お客様に感謝を伝える理由。

昭和27年の創業以来、「絆創膏を通じて、多くの人の”働く”を支えたい」という想いで、絆創膏ひとすじにやってきた日廣薬品の奥山と申します。

早速ですが今回、一部のお客様へ、お手紙をお送りさせていただきました。

なぜ感謝のお手紙を送るのか?

今回の記事では、そこに至った背景を少しご紹介したいと思います。

なお、このお手紙は、過去、当社のアンケートへ回答していただいた方に、ランダムで送付しております。ご理解をいただけますと幸いでございます。

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感謝を伝えたい

過去の記事にも書いたのですが、これまでの私たちは、お客様に直接、御礼を伝えることができておりませんでした。


「日頃からご愛顧いただいているお客様に、直接、御礼が言いたいよね」
「工場見学や、ファンミーティングのような集まり、イベントがしたいよね」

このような構想はあったものの、昨今の感染防止対策もあり、なかなか前進できない状態が、1年以上続いていました。

ありがとうの伝え方

私たちは日頃、広告、メディア、SNSなどのさまざまな媒体から、1日に膨大な量の情報を得ています。さとなおこと、佐藤尚之さんの著書では、この状態を「情報 ”砂の一粒" 時代」と呼んでいます。

参考図書:さとなおさん 明日のプランニング

そもそも、当社は会社規模も小さく、広告費や販促費が潤沢にあるわけではありません。この感謝の気持ちを、一体どのように伝えるのが良いのか・・。

この問いに対しては、正解はないのかもしれません。ですが、この一年半で学んだことは、「メーカー目線、メーカー都合の考え方ではなく、大切にすべきなのは、あくまでも”お客様”である」ということ。

当社は以前より、サンプル請求をいただいたお客様をはじめ、お問い合わせをいただいたお客様や、販売店様へ何かメッセージを送りたいときには、手書きの簡単なお手紙を送っていました。

その手書きのお手紙に対し、お客様から感謝の言葉や、お返事のお手紙をいただくこともあり、商品の機能的な価値”以外”をご評価いただいていることがありました。

「感謝を伝えるのにはお手紙しかない。」
「そして、社長の金尾に、全て手書きで書いてもらうしかない!(笑)。」

このような経緯があり、今回、感謝のお手紙をお送りさせていただくことになりました。さすがに、本文全てを手書きするのは難しかったので、お名前のみ、金尾が全て直筆で記入してお届けしております。

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たかが絆創膏メーカーですが

ここまでの記事をご覧いただき、なんだか暑苦しく、少し鬱陶しく思われる方もおられるかと思います。どうかお許しください。

たかが絆創膏でしょ?

本当におっしゃる通りです。ですが、私たちが思うことや、考えていること、なにより、ご愛顧いただいているお客様へ「ありがとう」と、心から思っていることを、少しでもお伝えしたかったのです。

突然ですが、当社の理念を紹介させてください。

”日廣薬品で働く社員が
 これまで以上に誇りを持ち
 働いて良かったと思える会社を作り
 次の世代に確実に伝える"

自分たちが作る商品たちが、どこで、どなたが、どのような気持ちで使ってくださっているのか。

私たちは、これまで以上に意識をし、そして、皆さまのお声を通じて、教えていただくことで、メーカー目線の商品ではなく、私たちが目指す、働く人を支えることのできる商品を作る。それこそが、私たちの本当の使命だと考えております。

またそうすることで、後世にも必要とされる商品、また企業であることができるはず、と考えています。

私自身、製造業の世界に身を投じて約10年。どんな商品やサービスであっても「人が作っている」ことを実感する日々です。またきっとこれは、会社にも言えることなのだと思います。

仕事をしていれば、良いことも、また悪いこともたくさんあります。そんな中でも、目の前のお客様を大切にする気持ち、新しいことにチャレンジする気持ちを忘れずに、これからも努力してまいります。

引き続きのご愛顧を宜しくお願い致します。

そして最後に、いつも本当にありがとうございます!!!

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