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若手社会人はどんな情報に興味があるのか。Instagramのデータから4つのパターンにまとめてみた

次の日経を考えるチーム」では若手社会人向けに日経ニュースをさくっと短く届ける「ヤング日経」をTwitterやInstagram、Voicyなどで運用しています。もうフォローしてくれてますよね?

無題

■今後さらに展開するSNSを増やす予定ですが、その前にInstagramのデータを使って若手はどんなトピックに関心があるのか調べてみました

運用しているヤング日経Instagramでは以下のようなデータがわかります。

見られた数
何人に届いたか
いいね数
コメント数
その投稿が保存された数
その投稿が引用された数

この中から、「いいね」や「保存」が多かった上位20投稿をピックアップ。

「いいね」や「保存」数を通じて、「ヤングがどんな情報に興味関心を持っているのか?」分類し、4つのパターンにまとめてみました。

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■パターン①未来の社会の姿を指し示す、新潮流

この分類に当てはまったのは以下の投稿。

充電1回で1年持つスマホ実現へ
今の就活生は活躍したがり
大学・短大の97%が無償化
タニタ社員1割がフリーランスに
在宅勤務、企業の5割が導入
入社直後からの転職活動激増

これは未来がどのようになるか指し示している内容です。未来が日に日に不確実になっているから、そのヒントを知りたいと思う気持ちが現れていそうです。「米国で○○が起こっているからいずれ日本に来るかもね」や、「一部の起業家や金持ちがこれを始めたよ」のような遠い世界の話ではなく、身近なトピックというのも特徴です。

■パターン②まだやってないの?と、行動を促す

英語話せないと出世はできない
アラサー男女、料理意識高め
YouTuber、爆発的人気
高校家庭科で「投資」の授業

世の中こうなってきているよね、こっちの方向だよね、自分も行動しなきゃな」と思わせてくれるようなトピックも人気が高いです。突拍子もないことではなく、自分の周囲で実感できている事項というのがポイント。

■パターン③「いつかの日のために、記憶しておこう」と思うライフハック

ドイツに学ぶ最強の交渉術
会社を見限る3つの「ない」
仕事できる人の「戦略的睡眠法」
「本物の風邪」なら病院に行く必要なし
リーダーの要件は「話をよく聞く」
AI社会生き抜く「STEM式思考法」

こういうトピックがウケるのは、人間には「保存したくなる本能」があるからです。生存するためには刹那的に今を生きるだけでなく、将来に向けて貯蔵する必要がある。それは情報であっても同じです。なので「未来に使えるかもな」と自分事として捉える内容については目が向きやすい

■パターン④「それな、やっぱりな」と共感する

熱意ある社員、企業内の6%
インフルエンサー、3~4割はステマ
タピオカブーム、不景気の兆候か
ほぼ笑わない人、死亡リスク2倍

最後は、自分がうっすら感じていることをズバり指摘され「それな」「やっぱりな」と共感するパターンです。特に「変だな~」と違和感を持っていることについて指摘されるとそれに対しての共感が生まれるみたいです。一種の防衛反応なのでしょうか。

■まとめ

サンプル)正方形テンプレ


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