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【韓国生活】韓国語で悪口使いたい人へ警告!使い慣れない方が身のためです

アンニョン!
日韓の架け橋のフジモンです!

今回は韓国語や韓国でのコミュニケーションを考察する中で、
日本人がそこと上手くバランスを取るにはどうしたらいいのかって言う個人的な考えをつらつら書いてみたいと思います。


日韓交流だけだと(人によっては)感じにくいのですが、
韓国生活をして日韓交流をしているとめちゃくちゃ悪口が日常的だったりします。

もちろん韓国人全員が悪口言いまくるって話ではないですが、
韓国ドラマや映画でも度々悪口的な汚い言葉が登場するし、
少なくとも総合的に日本人より悪口を言うと思うし、耐性もある方だと思います。

なので、もしかしたら日本人の人でそういう耐性がない方は、
割と衝撃を受けたり、真に受けてショックを受けたりすることもしばしばあるかもしれないです。

実際、多くの意見が可視化されるYouTubeやTwitterのコメント欄では、

「言い方云々」「言葉が汚い云々」

言葉警察(笑)もいるわけで、

そういうのが見えにくいインスタグラムでも、、

韓国語質問回答のインスタストーリー(たとえ話)
Q:「韓国語で●●と●●はどっちを使えばいいんですか?」
A:「どっち使っても問題ないよ」
(発信のキャラクター上発信者側のタメ口はあるある設定の世界線)

というものがあったとしたら、

このアンサーに対して、
「非常に冷たい印象を受けるので、もっと優しく回答してほしい」
的な意見が届いたとしましょう。

日本人の中には、この意見に同調する人がそれなりにいるでしょうが、
韓国人に聞いてみると、
「え、単調に回答してるだけなのになんか問題なの?」という意見が多かったりする的な感じです。

上記の例は悪口というわけではないですが、
要はコミュニケーションの考え方に違いがあって、
韓国の場合は日本よりも
「表現において歯に衣着せないことに耐性がある」のだと思います。

ただ、悪口自体が良くないことは知ってる

実際韓国の人たちに「悪口を教えて」って言うと、口をつぐむ人が多いし、

気軽に悪口を使うと「あんまり良くないから気をつけたほうがいい」と言う人も多いです。

要は、

韓国人も仲良しの友達同士や陰では悪口を言うんだけど、
さすがに目上や年上相手、親しくない人には悪口はそんな使わないし、
建前も全然喋る

っていうことです。
そしてソウル人は特にそうですね。
(都会人より田舎の人の方が悪口含め表現強めです)

つまり、身内同士の世界だったら心を許して気軽に言いたいこと言うんだけど、いざ外に目を向けるとちょっと気まずさがある的な感じです。

実際、過去にインスタで韓国語の悪口について教えた時は、
韓国人から「あんまり良くない言葉なので気をつけた方がいい」ってコメントもありました。
(当然僕自身も分かってるので悪口系を取り上げるときは必ず注意書きは入れてます)

つまり、悪口自体は韓国においても「良いもの」という認識では無いわけです。

じゃあなんで悪口をよく使い、耐性があるのか?

会社や学校生活などの社会組織に所属していると、
誰しもがストレスを抱えます。

そんな時の対処として、日本で生きてると「あまり人に言えない」人が多いと思います。
(鬱が多いのはそれもあると思います)

しかし、韓国の場合は「溜まったことは悪口にしてでも全部吐き出せ」っていう感じがあります。

会社においてはお酒文化との掛け合わせですね(笑)

日本では、会社の悪口を言うことを”グチグチ”と表現し、それ自体に否定的な人が多いです。
韓国では、溜まったことは全部吐き出そうって感じで、
とにかくお酒をかわしたり、いっぱい食べたりしながら相手の話を聞きます。
そして基本的には寄り添う感じがあります。(同調する)

つまりそれ悪口それ自体がコミュニケーションを円滑化させ、同調を強める効果もあるっていうのが友達同士(または同僚間)での考えって感じです。

(もちろん韓国人誰もがそうってわけではないです)

それが若い人は特にベーシックなので、耐性が若干あるのだと思います。

ただし、韓国人でも悪口(やスラング)に過敏な例

があります。

それが夫婦や恋人間です。

実際恋人間や夫婦間での悪口はめちゃくちゃタブーだったりします。
(特に男性サイドから言うのはNG臭)

夫婦においては「離婚理由としても成立するほど(笑)」

例えば、韓国語でミチンニョン(イカれ女的な)と言う悪口がありますが、友達同士では普通に言い合ったりする人もいますが、これをカップルや夫婦で言っちゃうとマジでヤバかったりします。

「普通でしょ」

って思う人は通常の感覚です。

ただ、韓国語を中途半端に勉強してると、韓国では親しい仲だったら普通に悪口も有りなんでしょ?って勘違いしてる人はいるもので、

しかも「勉強の一環で使いたい」とか思う日本人もまた結構いるんですよね。

で、いつのまにか悪口がめちゃくちゃ慣れちゃって、頻繁に使うようになっちゃう日本人(や外国人)って割といるんです。

で、感覚的に日本人はカップルや夫婦は「特別親しい仲」という、それでも割り切ったイメージをどこか持ってる人が多いはずなので、

日韓カップルや夫婦でも、喧嘩時とかで悪口を言っちゃたりするんです。

ただ、それは韓国において一般的には「ありえない」ことになるってのは意外と知らないと思います。

なぜなら韓国では特に「夫婦」というのは「ガチの家族(運命共同体)」感覚が強く、特別(神聖)な仲なので、特に男性側が女性側に言う悪口はタブーな側面があります。(人によるけど)

韓国ドラマや映画で、夫婦間でも丁寧語でやり取りするシーンを見たことがあると思いますが、あれも意識の一例だと思います。
また、韓国では、
結婚式を挙げても、子供が産まれてない限りは婚姻届を出さない家庭もありますし、結婚式を挙げて数年経ってから婚姻届を出す家庭もあるほどに「結婚観(特別意識)の格式が高い」文化側面があります。
日韓夫婦はビザの絡み(そもそも国際結婚許す時点で特殊なのかも)もあってすぐに婚姻届出す家庭が多いので分かってない人もいるかもですが、韓国カップルや夫婦では割とあるあるです。

つまり、関係性によっては悪口(やスラング)にも注意が必要って話です!

まとめると…

そもそも悪口に対する感覚が緩いのは結局若年層なのと、言いたいことをハッキリ言う、個人の主張が強い韓国ならではの『コミュニケーション円滑化の一環』で造語で悪口やスラングは生まれてるパターンが多いです。

なので、基本的には同年代の友人(同僚)でさらに親しい仲で使うのが通常だと覚えておいた方が間違いが起きにくいと思います。

そして、カップルや特に夫婦、目上や年上の人には基本タブー。

でございます。

勉強するな、言ったらダメ

ってわけではなく、

使いどころの見極めがめっちゃ大事。
あと別に良いものではないんだからね?っていうことは片隅においてもらえれば、きっと交流の助けになると思います^^

楽しい日韓交流をしましょう♪

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