ちょあ

K-POPアイドルが日本語verを歌うことについて思うこと

どうも!日韓の架け橋フジモンです!

雰囲気と“K-POPだからこそ”を味わいたい僕。

マイケルジャクソンがスリラーの日本語verなんて歌わないように、歌の世界観と感覚を大事にしたい僕は、
「韓国曲の日本語verなんてやめてくれ〜〜!」って思ってしまう男であります。

YOUTUBEで気分良くK-POPメドレーを聴いていた時に、日本語verが流れた瞬間に一気にテンションが下がります。

そんな男です。

この気持ち、わかってくれる人はコアな人ほど多い気がするんですがどうでしょうか?笑

もちろん、マーケティング的に日本戦略としてマスに理解してもらえるように日本語曲にする意図が理解出来ないわけじゃないです。

ただ、1ファンとしては複雑な思いを抱えている次第です(笑)

ということで今回は元KARAオタク、そして現在雑食のフジモンがK-POPアイドルが韓国曲を日本語にすることに対して思うことを連々と書かせていただきますので、共感してくださる方は“良いね”などしてくれたら嬉しいです!

歌詞への理解が重要なのか?

まず、僕なりの考えなんですが、なぜ韓国曲を日本語にするのか?

それは耳触り的に日本語の方が日本人には入ってくるし、踏み込みやすいからだと思うんです。

ただ、そこからファン化していくのにあたって、歌詞が必ずしも重要なのかというとそうでもない気がしています。

実際、韓国曲を日本語化しているものは、
「歌詞がそこまで響くものではないというか、、なんか語呂も悪い気が、、、」

って感じだと思うんですよね。

実際、防弾少年団の「血、汗、涙」だって、サビで「血汗涙〜」って語呂悪いし、日本語的に「う〜ん」じゃないかな?って個人的に思っちゃいますw
(僕、防弾少年団めっちゃ好きなのでディスる気はありません)

要は、韓国でのヒット曲を無理矢理日本語verにする必要がどこにあるんだろうって感じは昔からずっと感じてました。

やっぱりKARAの時もそうでしたが、ライブとか行っても、韓国の歌は韓国語で聴きたいんですよね。その方が掛け声も盛り上がるし。

ただ、日本専用の歌、(例えばGOGOサマーとか)はそれはそれで良いと思うんです。あくまで日本だけの歌なので。

だから、要は、日本と韓国で出す歌を分けるならまだしも、混同しちゃうと世界観は壊れちゃう気がします。


実際、最近の人は音楽を選ぶときに「歌詞」よりも「メロディー」「歌声」を重要視していることがわかっています。

それがアメリカでも防弾少年団やK-POPがウケている理由です。

もちろん、歌詞にはそれぞれのアーティストなりのメッセージは込めていることは間違いないです。
アイドル自身が作詞作曲に参加していることも多いですからね!

ただ、入口自体は歌詞そのものが前面に出るのではなく、曲全体のグルーヴ感を演出する要素のひとつとして、メロディーとの親和性や語感のほうが重要になっている気がします。

これには様々な理由が考えられるんですけど、例えば、若い人の間では特に音楽ジャンルという概念自体がなくなってきていることです。

実際僕もそうですが、「K-POPは感覚で聴いている。だから歌詞自体は完璧に理解していないことが多い」という話をよくしていました。

ダンスや曲調、語感、アーティスト自体を楽しんでいたわけです。

実際韓国語やクリエイティブへの関心が高まるにつれて、初めて歌詞の意味への関心に移っていった感じです。

スマホや運転などをしながら“ながら聴き”する人達が老若男女問わず増えていることも関係しているはずです。

共感する言葉よりも、メロディにのったとき耳なじみの良い言葉やメロディーに親しみを感じてるんですよね。

また、近年の都市型フェス人気からもわかるように、CDや配信で楽曲を購入するよりも、生の音楽を楽しみたいというライブ志向の人達が増えてきていることもそれに付随しているはずです。

歌詞をじっくりと読み解ける曲よりも、いかにみんなで楽しくリズムにノって盛り上がれる曲であるかが重要になっているのが今の時代なんだと思います。

そして、これからはVRなどもありますからね。

場所を問わずライブで楽しめる時代がくるわけなので、さらにそういった要素がさらに加速してくると思っています。(この数年は)

だとすると、“日本語ver”とか、楽して日本語コンテンツを量産していくのは短絡的な気がする

このように、日本語ver自体はコアなファン層にはそこまでウケが良くないコンテンツだと思っています。

マスのファン層よりも、コアなファン層の方がやはりそのアーティスト自体を愛してくれているし、応援してくれている。

関心の深さが違うんですよね。

だとすると、そのコアなファン層を大事にする要素が圧倒的に重要です。

コアなファン層はお金を使ってくれるだけの存在ではありません。

よりそのアーティストの成長や成功を応援、支援したいという思いの他に、もっと関わりたい、知りたいって思っているわけです。際限なく。

だからこそ、コアなファン層のテンションが下がることはあまりしない方が良いわけで、

そしてK-POPのコアファンは、もはや日本での活動は前提条件になるので、その視線は海外や韓国での活動にまで及んでいるわけです。

だからこそ、韓国曲が日本語verでも出され、(その歌は韓国ので知ってるのに)ただでさえあんまり聴かない日本語verを買わされ、そのプロモーションに乗っからせられるのは中々テンション上がらないんですよね。

でも、これが日本限定曲だったら違うわけですよ。

初めての曲だし、日本語限定曲だし、応援する理由が生まれます。
もっと広がってほしい、広げたいとも思えます。

K-POPはもっと崇高なコンテンツであってほしい(笑)

僕はK-POPをめっちゃ尊敬しているんですよね。

全員が妥協していない一つの作品というか、

容姿、歌、ダンス、コンセプト、ミュージックビデオ、イベント、プロモーション、、、

全てが今出せる最高!

って感じ。

そんな完成度の高さがとにかく好きでした。

でも昨今はその辺がどこかブレてきちゃっている気がしていて、

おそらく今も尚K-POPが大好きで、応援していて、

且つ、昔を知っている人はその違和感に気付いているんじゃないかと思います。

僕もK-POPがとにかく大好きで、今でもK-POP三昧です。

だからこそ、まだまだ伸び代があって、アップデートが必要なK-POPを一緒に考えていく必要性を感じています。

そのための仲間は欲しかったりします!笑

もし共感してくださる方はいいねお願いします^^


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