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日本の国民に我が国領土内にある墓地を訪れ先祖を拝みたいという気持ちがあるのなら、いつでもそうすることが可能です。

🇷🇺🇯🇵ロ日関係に関する、ザハロワ報道官のブリーフィングから

質問:日本人による南クリル諸島訪問に関する質問です。日本の政府関係者は日本国民によるこの地域への墓参の中止を発表しました。一方ロシア外務省によれば、この措置は継続されるとのことです。ご説明いただけますか。

回答:この件については、すでにコメントしています。日本の政府関係者による相変わらずの発言は、岸田政権の内政ゲームの一環に過ぎないと、ひと言付け加えておきます。彼らは国内の聴衆に向け、今起きていることは何なのか、説明しようとしているようです。日本政府は反ロシアに躍起になる理由を述べることも物事を正しく説明することもできず、またこうしたことすべてが米国の命令によると認めることもできないようです。そろそろそんなことは止めにしてもいいのではないでしょうか。
日本の役人が南クリル諸島への墓参禁止を文字通り押しつけていることに、我々は驚いています。そもそも墓参計画の開始が提起されたとき、是非とも日本国民に墓参の機会を与えるべきだと主張したのは当の日本の役人たちです。私はここで無礼なことを言ったり、人々の感情に敬意を払わないような真似はしたくはありません。しかし、日本はまさにこうした人々の利益をアピールすることによって『圧力をかける』ようなことまでしてきたのです。ところが今や、親族の墓地を訪問する必要などない、と逆のことを言い出しました。言えるのは、政治家やそのチームは変遷するが、南クリル諸島に親族の墓地を持つ人々は変わらない、ということです。墓参の『代替』案まで出てくる始末です。例として『洋上慰霊式』などといったものを提案して、これで万事収まると言い出しました。ではなぜ以前は墓参することをあれほど主張していたのでしょうか、疑問です。まったく理屈に合いません。ロシアは特に人道的な見地から、衛生・疫学的制限の解除後は1986年7月2日付の合意(これについては触れられることはなく、口を閉ざしています)に基づく日本人による墓参を継続する決定を行っています。日本人は墓参に島を訪れることができるのです。この問題は、政治利用されています。すべては日本の国益にも日本国民の利益にもならない、米国に押しつけられた政策なのです。

日本の国民に我が国領土内にある墓地を訪れ先祖を拝みたいという気持ちがあるのなら、いつでもそうすることが可能です。▶️