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入院記録

胆石で度々腹痛が起きるので、胆嚢摘出の腹腔鏡手術をすることになりました。
手術前はコロナの影響がないか、2週間朝晩の検温。同居家族も。風邪の症状がないかも記入。そして、手術の2日前にはPCR検査用に唾液の提出。
更に入院当日も鼻につっこむPCR検査。これが痛くて涙が出ました。

実は、夫の近辺で陽性者がでたのですが、夫は別に濃厚接触しておらず、保健所に尋ねても今は症状が出てないなら検査もしなくていいし、日常で様子見てください、っていわれたのにも関わらず、抗体検査を受け陰性のあと職場に電話。そうしたらやっぱりPCRで陰性の結果が出るまで休んで下さいとの通達。もー!
アルバイトだから休んだら収入は無しなんだよ~。わたしも手術できるかどうかかかってるんだよ~とハラハラしましたが、検査に5日ほどかかって結局陰性と判明。

予定通り入院できてほっとしました。

さて、入院費用の支払いにさいして限度額申請を事前にしておくと家族の収入に応じてかかった医療費のうち定額の支払いで済む制度があります。
もし、入院される場合は頭に入れておくと入院費用の目安も立てやすいと思います。(食事と差額ベッド代は別途支払い)

そうそう、これもお役に立つかも。
入院の連絡がきたときに、最初、4人部屋が満室ですと言われて個室をすすめられたんです。でも、差額分は個人負担。最低5日~一週間の入院の個室ベッド代って!高すぎるし、いまの家計状況で無理無理!
限度額申請をしていても、退院時に支払いはしないといけません。
手術代は限度額まで。食事代+差額ベッド代は全額個人負担です。
のちほど医療保険で請求するにしても、(生協の医療保険の最小のにしか入ってない)手術代だけでも痛い出費です。

本気であかんかったので、困ります!個室代支払えません!と本気でうったえたら、少々お待ちください。といわれやっぱり個室で。のやり取りを繰り返し、3度目の正直?で長いこと待たされてから、4人部屋の空きがありました。と言われました。ここでも、無料の廊下側は満床で、差額代が派生する窓側のベッドと言われました。まあ、個室よりましなので、それでOKしての入院となりました。

手術前日
実際にそのお部屋に行ったら廊下側のベッドが一つ埋まっていただけであとの3床は空いてました。

なんなの?

病院の経営のために個室をすすめられたのかと疑いたくなる結果でした。
なので、病院にもよると思いますが、個室をすすめられてもねばって4人部屋に入れる可能性もあるとお伝えしておきます。

腹が立ったのはその件だけで、あとはお医者さんも看護師さんもプロとしてきびきび働いていました。

胆石でほとんど食べられない状態での入院だったので
食事はどうなんだろう?と思っていました。
手術前は油抜きの消化の良い和食が出ました。
ご飯は大きなお茶碗に盛られていて
1/3やっと食べました。おかずの卵焼きあんかけは、こんなに食べていいの?と自宅では卵は食べていなかったので驚きつついただきました。

手術当日
窓側のベッドで朝日が見れたのが嬉しかったです。
快晴。きっと無事に終わる、と自分に言い聞かせました。
手術は全身麻酔。はじめてのことで不安もありましたが、なにかあったら伝えてくださいね、とそばに看護師さんもいてくれて、大丈夫と自分にもいいきかせて脊髄注射を受けました。

あとは寝ている間に手術は終わっていて、点滴の管とおしっこの管の入った状態で酸素マスク。痛み止めが効いているのか、痛みは感じないままうとうとねたり目が覚めたりを繰り返しました。

手術翌日
酸素マスクも外れ、痛み止めの副作用でめまいと吐き気に襲われて気分が悪くなりました。吐き気止めの点滴をしてもらい、痛み止めの点滴が切れたら、お腹痛かった!ちょっと動くだけで響く~。痛み止めの錠剤も出ましたが、効いてない感じ。ご飯はお水のような重湯から始まりおかゆまで。食欲は全くない。

手術3日目
おしっこの管も外されて自力でトイレもするようになり、
ベッドから姿勢を変えて起き上がるだけでもお腹痛い。
涙目でトイレへ。お小水の記録をとるため、毎回紙コップに取って
量を確認してから流す。その態勢も痛いんだってば。
シャワーもしてよくなり、傷は絆創膏のまま。髪も洗えてさっぱり。
食事はもう普通食。油なしの和食。小さい紙パックの牛乳は全く飲めないので残す。果物がちょっとついてくるのが嬉しい。相変わらずご飯の量が多く、食べきれず残す。一律男性向けの量なのかも。

手術で取った胆石の写真を見せてもらった。
オレンジ色で親指~薬指の爪くらいの大きさの石が5個ぐらい。
あとはドロドロの泥みたいな状態だったよ、とのこと。
これが消化の時に動いて痛かったのか~。

手術4日目
もう退院してよいこととなり、夫に迎えに来てもらう。
今回胆嚢はとったが、胆管にまだ石があるかもしれないので、
念のため近いうちに外来でMRIで造影剤をつかって撮影して何もなければ終了とのこと。
スピーディーな流れに少々驚く。
入院中は便は出ず。お腹痛くていきめないし。

ちょうど北京オリンピックで羽生君のスケートみたり、ファンブログを見たりしたかったので退院嬉しい。

家のごはんは鍋にして、食べられるぶんをいただく形にしました。
やっぱり家は落ち着く~。
退院して数日たって、やっとお通じあり。お腹に力を入れられないので
自然に出るまで待つ感じ。
咳が出るときがおなかに響いて一番きつかったです。

お腹は腹圧がかかると痛いのですが、だんだんと痛みも薄れていき
今は通常の状態にほぼ戻っています。

記録のため残しました。
胆石の方の参考になれば幸いです。













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