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おはようございます。
1月も下旬に差し掛かり、寒さが一層厳しくなってきましたね。
私の住む地域は滅多に雪が降らないのですが、今年は雪が舞う日が多く、校庭一面が雪景色になる日もありました。


夏は40℃に迫る暑さ、冬は氷点下。
台風による嵐の日もあれば、担任の嵐の予感しかない日もある。

「毎日よく学校に来ているなあ」

心からそう思います。

私が協力隊時代を過ごした国では、子供たちはガンガンに学校を休んでいました。
・休みが足りないから月曜日は休む
・長期休み明けは体が追いつかないから休む
・雨が降っているから休む
・水たまりが多いから休む

かなり自由な理由で学校を休みます。
もちろん、欠席による弊害はそれはそれであるのですが、
「毎日」「イカナケレバ」の強迫観念がない彼らは、学校に来ればフルパワーで過ごし、家では家族と過ごす時間を満喫する。そんな生活を送っていました。


日本はどうでしょう。

学校=行かなければならないもの、休んではいけないもの
という感覚が深く根付いているように思います。

どうしても気分が乗らないけど、親に一喝されて泣く泣く学校にいく子もいれば、部活動の顧問が怖くて、休むという選択肢がない子もいます。
不登校傾向にあり、学校に行けていない自分を責める子もいれば、学校に行かせてあげられない自分を責める親御さんもいます。


今はあまり聞かれなくなりましたが、私が子供の頃は「皆勤賞」なるものがあり、毎日学校に来ることはツッパることと同じくらいの勲章でした。明らかに風邪気味なのに登校する子、いませんでしたか?

そんな日本も、新型コロナウイルスの影響によって「念のため休む」という選択ができるようになってきたな、と感じています。
中には「人に迷惑をかけてはいけない」という別の強迫観念に圧されている様子も見受けられますが、「無理はしない」はもっとベースにあっていいように思います。

継続は力なり。雨風に耐えて頑張る姿は素敵です。
一方で、休む経験、やめる経験、ホッと一息つく経験、別の方法を考える経験、時には逃避する経験もさせてあげたいな、認めてあげたいなと思います。

楽しいから来たくなる。学校はただそこを目指すのみ。

過労死問題、休めない問題、職場帰りづらい問題の種は、案外学校生活にあったのかもしれません…


皆さんご無理はなさらずに、楽しくやっていきましょう!では!

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