6月8日/椎骨が人間の体を作り上げる中心となっている
"ゲーテは、自然科学論の中に、
骨格のおおもとになっているのは椎骨である、
と書いています。
椎骨が人間の骨格の基本であるということは、
聖書の中で、
イヴがアダムの肋骨から作られた、
という創世記の一場面にも現れています。
肋骨は椎骨から前方に湾曲しての伸び、
この肋骨によって、太陽である心臓を守っています。
太陽がなくては太陽系が存在しないように、
心臓がなくては人間も存在しません。
この心臓を包む胸部構造が、
椎骨とその椎骨がメタモルフォーゼした
肋骨とによって支えられている。
まさにここに人間の一番の中心があり、
そこから人間のからだが作り上げられているのです。"
<<シュタイナーに"看護"を学ぶ>> 大住祐子
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