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生きるよすがとしての神話:ナルの本棚

ALOHA〜🌺
フラとハワイのDEEPなお話し@虹色に包まれて
古代出雲&HULA技術探求家
ナルです🌴


あなたにとってのALOHA💗とは何ですか?


前記事↓
では、ハワイ語と日本語の共通点を探求してます。

先日は、
黄泉平坂(よもつひらさか)

行ってきました。

イザナミにもう一度会いたくて
イザナギが黄泉の国の入り口まで行く
という
あのお話しの場所です。

こちらはまた後日
書いてみたいと思います。

・・・・・

はい、ナルの本棚
今回は、

ジョーゼフ・キャンベル著
「生きるよすがとしての神話」

ご紹介します。

キャンベルさんは
世界中の神話という神話に精通していて
そこから、
神話の共通点を発見された方。

そして、
キャンベルさんに触発され
スターウォーズをはじめとする
たくさんのヒット映画が作られました。


そして、
本著は
1958年から1971年にかけて
キャンベルさんが講演を行った内容を
まとめたもの
です。

日本語訳の
”よすが”
って難しい言葉ですが、
調べてみると、

身や心のよりどころとすること。
頼りとすること。
手がかり。
手だて。
方法。

英文のタイトルは
Myths to live by

翻訳してみると、
生きる上での神話
となりました。

講演会の年代を見て
古いと思ったナルですが、

話の内容は
現在も全く問題なく受け入れられるもの
でした。

本の内容は
タイトルの通り、

神話の中に
私たちが生きる手だてがある
というお話し
なんです。

えええ~???

神話って
なんだかとんでもないハプニングが起こったり
窮地に陥ったり
ひどいことをしたりされたり

なんだか現実生活には
当てはまらない気がするけど、、

ナルもずっとそう思ってました。。

実は、
神話はモエ=夢に通じています。

本書の中で
フロイト、ユング
などの言葉が抜粋されていて、

その中で、

フロイト:
神話は人々が共通に見る夢
夢は個人的な神話

ユング:
われわれは、
夢や神話の中で
そういった内面的な力と対話をする…

書かれています。

よく考えてみると、
確かに、

夢の中では、
神話と同じように
現実ではありえないことが
起こりますよね。

モエ=夢

おさらいしてみましょう!

モエとは
自分の中からの声

その声を
しっかり受け止めることが必要
です。

しかし、

なかなかモエ=夢を感じることが難しい
という場合、

モエ=夢と同等なものとして
神話を読み解いてみると
いいのではないかなあ。。

ハワイではka'ao
と呼ばれていて、

ペレとヒイアカ
以外にも
たくさんの神話がありますし、

もちろん、

日本にも
世界中にも
たくさんの神話があります。

ナルが
ジョーゼフ・キャンベル
を知ったのは
師匠の学びから
でした。

裏表紙

古川日出男さんが解説された文章

掲載されています。

それを書きだしてみますね。

・・・・・

洋の東西を問わず、太古の時代より
人間の生活は常に神話の語る真実とともにあった。

だが科学の発達により古来の観念体系は崩壊し、
文化や宗教は分離した。

社会秩序と個人が重要視される今日、
神話の果たす機能とは何なのか。

身近な出来事から文学、精神医学、
そして宇宙に至るまで、広範な例を挙げながら
神話と共に豊かに生きる術を独自の発想で語る。

多くの作家に影響を与えた神話学の巨人による、
不朽の名著。

・・・・・

キーワードは

”無意識との対話”
”中庸”
ですね。

読んでみてね💕




I love BTS
悩める虹の母 なる でした〜🌈
Thank you for reading
& Love you💗

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