7月6日 休みも仕事。


 こんにちは。
 
 今日は、本業もアルバイトも無くて、久しぶりの何もないお休みでした。
 ここ最近、躓いていたことの紐が解けるような日でもありました。
 
 解答は【アクセル60%で持続する】です。

 朝9時からzoomでのカウンセリングで、約二ヶ月ぶりにカウンセラーの高橋さんとお話しすることができました。
 今回の問題は、
「桂むきとアジの三枚おろしが続けられないこと」
です。
 本当は一番の問題の「身近な人を苦しめて離れて行ってしまう」があったのですが、それも含めて、
「自分に無理を強いすぎる」「実力以上にやろうとして、アクセル120%出して、できなくて力尽きる」
という傾向が問題だと教えてもらいました。

 毎日、桂むきとアジの三枚おろしが続けられないという私に、高橋さんは、
「待って、まりこさんは料理人になりたいの」
と尋ねられました。
 そこです。私は、料理人になりたいかというと、味とセンスにに自信はなく、おそらく料理人に向いてはいない。
 けれど、目の前に与えられたことだからというのも違う。

 東京に身一つで来て、飲食業で求人を探して、12店舗の面接を受けに行きました。人員不足もあって、すべてのお店が内定をくださいました。
 でも、違和感が残りました。
 前職に業務内容が似ている食堂サービスか、お米研ぎと毎日同じ作業に坦々と心を込めていくと話してくださったご飯屋さんに決めようとしていたとき、今いる麻布さおとめさんが「会って話しませんか」と連絡をくださいました。
 
 麻布さおとめさんがくださった解答は、一番しっくりするものであり、給料や待遇・自社のこだわりではなくて、食材や料理の話と、私自身に料理人にならないかと提案してくださいました。
「高いところを知っておけば、質を落とすことはいくらでもできる」

 私のことをどう誤解されていたかは、わかりませんが、仕事のための仕事ではなくて、人間性と心を磨ける場所だと、直感的にわかりました。
 まぁ、入ってみてカオスが待っているのですけれども。

 話を戻して、考えが間違っているかもしれないけれど、料理人というのはツールで、私はどこで何をしたって大元の目標があります。
 だから、それを叶えたい、そう話しました。

 で、問題の、習慣にできない問題。
 面倒臭い、長期的な達成をイメージできない、など出てきました。
 
「できない自分も認めてあげる。できなくてもさ、朝から晩まで働いて疲れているんだよ」と言ってあげる。
 
 話の中で浮かんできたのは、主人格を自信のある人間にしていくことだと思いました。私はやりたい、やりたくない。どちらも、うまくコントロールしていける主人格の自信。
 それで、スケジュールを作って動くというのをやろうと思いました。楽しく、工夫しながら。大根の桂むきじゃなくたっていい、何か工夫してやっていく。それを頑張ることだけは、がんばろう、と自分に言いました。

 カウンセリングと同時に、昨日から私は、職場の先輩にLINEで相談をさせて頂いていました。
 特に、そこまで深い話をするつもりではなくて、おばあちゃんが亡くなって葬儀にいけなかったから、ひとまず何か無駄話でも送っておこうという考えからだったのですが、日頃思っている指摘とか、お店への考えを長文で話してくださいました。

 そこにも、たくさんの答えがありました。
 
「このお店には、このお店のやりかたがあるからね」それが、私は心持ちの問題だと思っていました。でも、具体的に、
「鰻のタレに火を通すか、通さないか」
「やりかたをちゃんと覚えて、後輩に伝えないと、やってることがバラバラになってお店の一貫性がなくなる」
「今までやめていった人たちは、大きな夢を追い求めてやめていった。でも、足元の今日のことをちゃんとやって、その一日を積み重ねていくことが大事だと思う」
と話してくださいました。

 そして、今日、先輩と話をする前に気になって買った「休養学」という本。

 全部が繋がっていくようでした。
 意味がある毎日、力を入れるポイント、休みと仕事のメリハリ。
 あと、普通の当たり前の考えかた。

 私は今、すごく恵まれていると思います。
 毎日を、今、教えてもらったヒントを無駄にしないで積み重ねていきます。

 読んでいただき、ありがとうございました。

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