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10月20日 ついに引き渡し完了

先日、28年間続けられてきた思い入れのあるお店を引き継ぎ、鍵を受け取ってきました。

この日は不動産会社の営業さん、物件のオーナーさん、そしてこれまで走り続けてきたママさんが集まり、鍵を受け取らせていただきました。

お店のママはとても気さくな方で、地域に愛されてきた理由がわかります。なんと、お客様たちから思い出のアルバムを作ってプレゼントしてもらったそうで。私たちもこんなお店を目指したいって思いました。

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お店の備品はほとんどそのまま譲っていただいたので、作ろうと思ってもなかなか出せない味のある店内です。個人的にはこういう雰囲気、とても好みです。

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ニャンコのスプーン入れ。めっちゃかわいくないですかこれ。

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銀行さんからもらえるディズニーフィギュア、長年もかけて集めたのだそう。
これもいい味を添えてくれています。

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こんな感じのカウンターでコーヒを入れたりできるんです。
とても楽しみです!

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漫画も棚ごとそのまま丸っと残していっていただいたので、ぜひ読みにいらしてくださいね。喫茶店の漫画って、なんでこんなにいい雰囲気が出るのでしょう。

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そしてこちらの名物・立体看板!なんと京都ではこの形の看板を出しているところはウチくらいしかないそうです。これも継承させていただきます、もちろん。なんとこれ、水を入れておくと、コーヒーカップの部分から蒸気が出るんですよ。わたしもこの看板があることで、お店のことを前から知っていました。これからも活躍してもらいたいと思っています。

が。

なんとも重たくて、表に出すのが素人では一苦労でした。
ママの厳しくも愛あるレクチャーを受けながら、同行してくれたスタッフが必死で看板を出しています。

まずはこれがうまく出せるようにならないとですね。

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そして、昨日は電気やガスの手続き、ご近所の皆様への挨拶回りをしに、お店に1人で行ってきました。ネオンライトつけるとバーみたいにもなるんですよ。

色々、あれこれしていると、シャッターを開けたままにしていたので、

「お店やってますか?」

と声をかけてくださる方が2人も来られました。

残念ながら前のお店が終わられたこと、そして新たに私たちが引き継いでお店をはじめることをお伝えし、お見送りさせていただきました。
近くの龍谷大学に通っているという大学生の女性は、近くなんでたまに食べに来てたんです、とのこと。

中の人が変わっても、また来てくれるといいなと願いながら、チラシをお渡しさせていただきました。

そんなわけで、開店準備は着々と進んでおります。どうなるかわかりませんが、「障害のある人たちが働くお店」というコンセプトに共感してくださる方は、結構いそうだと初日から実感することができました。

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これから一緒にやっていくパート・アルバイトさん、大学生ボランティアさんも募集していますので、気になる方はぜひ一度、サイトの方も見ていってください。

↓   Niji cafeのサイト ↓
https://cra-nijicafe.jimdofree.com/

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