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星が輝く

私は太陽みたいな人にはなれない
周りをその熱で湧き上がらせるような
周りをその光で覆ってしまうような
前向きで明るく時に暑苦しく
悩みなんて無い素振り


下を向いたある人は温かな光を受け取って
つられて一歩踏み出して
ありがとうって言うんでしょ
太陽が有ってよかったって


そんな太陽みたいな人に
私はきっとなれないよ
だって私は知っている
光が強くなるほど闇も濃くなること
夜明け前が一番暗いのだと
不安、恐れ、後ろ向きの感情
全て太陽が解決できるものなのかしら
違うでしょう


私はだから星になる
温かさなんて届けられないけれど
自分の力で輝く星に


あなたが迷いの中にいて
上を向く余裕が無いときでも
太陽の光が眩し過ぎて
私のことが見えないときでも
私はずっと見守っている


深い闇に呑み込まれて
どちらへ向かえばいいのか分からないとき
どうか私を思い出して
大丈夫
私は変わらない


もしもあなたが自分の意志で
上を向こうと決めたのなら
あなたの目には満天の輝く星が見えるはず
あなたが一人で悩んでいたのも
そこから一人で立ち直ったのも
私はちゃんと知っている


私はただただ光るだけ
私はただただそこにいるだけ
それでも私はあなたの味方
私はだから星になる




あとがき
こんにちは。新山栞です。
記念すべき一作目の作品投稿。
やはり詩が好きだ…!
ということでこのようになりました。
分かりやすくいい人になれない自分にコンプレックスを抱きつつも、
私は私で輝くわ!あなたもついていらっしゃい!
と言ってしまうような、
そんな芯のある大人の女性をイメージしたつもりです。
多分ちょっと不器用な人でしょうね(笑)
でもこんな女性、憧れます。

感想、アドバイスなどありましたら気軽にコメント下さい(*´∀`*)
ではまた来週!

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