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【佐渡】民話が語り継がれる爪の沢キャンプ場

こんにちは!
新潟県地域おこし協力隊の長島りょうへいです♪

新潟県地域おこし協力隊74日目。

本日も佐渡島キャンプ場シリーズ
今回は赤泊地区にある爪の沢キャンプ場です!
赤泊港から約8kmほど山へ入り、一時はキャンプ場はあるの!?と思ったのですが、標高500mにあるキャンプ場にたどり着きました!

こちらが受付入口。
令和5年度は一旦営業休止の様子で、
来年度以降に営業を期待したいキャンプ場です。

こちらが全体のマップ。
キャンプ場だけではなく、体験施設や池、
展望広場など複合型のキャンプ場になっています。

これらがバンガローのサイトです。
今回は中には入れませんでしたが、
6人用のトイレ付きのバンガローになっています!

バンガローを出て、奥へ続く階段を発見!
森の中へ入っていきます。なんだかワクワクしてきました!

出迎えてくれたのは無数の木々たち。
歩くだけでも気持ちよく森林浴には最高のコースですね!

こちらが野外炊事場になっています。
奥には火の調理ができるかまどがあります。

そしてさらに奥へ進むと見えました!
こちらがフリーのテントサイト!
天然の草木に囲まれ開放感あふれる空間でテント張りには最高です。

このサイトの真ん中には大木とテーブルがあり、
この木陰の下でテントを張ってキャンプするのがこれはベストですね!

あたりを見渡すと、なにやら像を発見しました!
「蝶ねえ」という像みたいで、隣の看板にはこの像にまつわる物語が書かれていました。

 昔、この村で畑仕事をしている男が、美しい蝶を捕まえようと追いかけているうち爪の沢の池に来た。池の中には小さな家が建っており、1人の若いお姉さんから家に招かれ中に入ると、床の間の掛軸に先ほど追いかけた蝶が描かれていた。
 その男は変に思ったが、そのお姉さんと酒を飲むたびに警戒心がうすらぎ、また、二人で暮らすのが楽しくて家へ帰ることが出来なかった。
 3年の間その家で仲良く幸せに暮らし、やがて赤ん坊が生まれた。その男は、「人に知られたら一緒に暮らせなくなる。」と引き止めるお姉さんに、決して他言しないと約束をして、父母に会うため家に帰った。
 その男は、家の人や村人に責められて今までのことを話したが、信じてもらえず池へ案内した。しかし不思議なことに、そこには蝶の館などなく、池の水面に死んだ蝶の羽が無数に浮いているだけだった。

爪の沢蝶ねえ(看板より)参照

キャンプ場のトイレには、
蝶ねえの民話をモチーフにした絵が描かれていました。

一時の衝動に負けると、大切なものを失ってしまうことをこの民話では伝えたかったのかもしれません。
みなさんにはこの民話を聞いてどう感じましたか?

赤泊地区には蝶ねえの民話のほかにも
色んな民話の数々が残る「民話の里」として語り継がれているそうです。

ぜひ爪の沢キャンプ場と共にこの地域に残る民話に出会いに
訪れてみるのも色んな発見があって楽しいですね!

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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