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人生の分岐点で、「どっちも選ばない」はアリなのか?(ドラえもんから学ぶ)

私たちには、さまざまな分岐点がありました。


部活をどうしようか。
進路をどうしようか。
仕事をどうしようか。
今日の晩御飯はどうしようか。
友人・恋人付き合いをどうしようか。


私たちの今は、これまであった多くの分岐点にて
いずれかを選択して進んだ結果と言えます。

これで良かったような、後悔も残るような。



『ドラえもん』でも、のび太くんが
どちらの道にしようか悩むお話があります。
ここで、ドラえもんは彼にこう諭します。


『道を選ぶってことは、
必ずしも歩きやすい安全な道を選ぶってことじゃないんだぞ


そんなお話をします。


こちらはコラム(駄文)でございます。
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道を選ぶってことは、必ずしも歩きやすい安全な道を選ぶってことじゃないんだぞ。(ドラえもんより)

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

のび太くんは、分かれ道に出くわした時
「正しい道を選びたいなあ」と思いました。

そしてドラえもんに、
「どちらの道を選べば良いのか、事前に知りたい」と尋ねます。


すると、ドラえもんは
『コースチェッカー』という道具を出してくれます。

コースチェッカーは、15分後の未来が見えるツールでした。


のび太くんは安堵しました。
そして、コースチェッカーを使って
それぞれの道に進んだ先の未来を見通します。


しかし・・どちらの道を選んでも、待っていたのは苦い結末でした。
のび太くん的には、「いずれにせよ失敗」が待っています。



のび太くんはドラえもんに泣きつきました。
これじゃあ、意味がないと。


そこでドラえもんが、のび太くんにこう諭すのです。


『道を選ぶってことは、
必ずしも歩きやすい安全な道を選ぶってことじゃないんだぞ


・・・



何を選択しても人生は苦しい。
それならいっそ”選ばない”というのは?

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

含蓄のあるドラえもんの言葉ですが、
一つ前に、こうも話しています。


『障害があったら、乗り越えればいい。
道を選ぶってことは、
必ずしも歩きやすい安全な道を選ぶってことじゃないんだぞ』


『ドラえもん』がこのお話で伝えたいことは
例えば、こういうことかと思います。

未来は苦しく不確かだ。
楽な方に流れようとせず、着実に進んでいこう



そして、私がこのお話から得た着想は、こんな感じです。

道って、そもそも「あってないようなもの」じゃないか?
道じゃないと思って進んでみても、なんとかなるのでは。
「道を選ばない」という選択です。


・・・



綺麗な道を歩いても
思った結果はすぐに得られない

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

いずれの道を選んでも、苦しい未来が待っているのである。
ただ、進み続けることで、光明が見出せるかもしれない。
怠惰にならず、一歩一歩、前進していくのだ。


このような教えがあったとして。
あまのじゃくに、以下のような考え方もできます。


そしたら、そもそも「道っぽいもの」を選択しなくても
大体似たような過程や結果が得られるということでは?


みんなが踏みならした道は、平らになっていきます。
また、工事が入れば、綺麗に舗装された道になりますね。


でも、綺麗に舗装された道や、
みんなが行った道を辿ったのにも関わらず
思わしい結果が出なかったとき、私たちはどんな気持ちになるでしょう。



少なくとも私は
「自分にはセンスや才能がないのかな」「ああ、努力しても無駄なんだ」と、簡単に自分の心が折れてしまいそうです。(メンタル最弱マンか)


成功は、果実なのかも?:
多くの人が先に歩いてしまうと、道中の果実は既に収穫されていそうです。
道なきみちを行くというのは、未収穫の果実を探しに行くようなことなのかもなと思いました。


・・・



みんなが歩いた道を歩くリスク。
みんなが歩いていない道を進むリスク?

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


行動する前からアレコレと悩んでしまう方がいると思います。
賢いので、ちょっと先の未来(リスク)が見えてしまうのですよね。


そんな方へ。
ちょっと過激な発言になるかもしれませんが



ある道をそもそも選ばない。
道じゃないっぽいところを、散策してみる。



こんなのも、解決方法になるかもしれません。


型破りとか、非常識とか思われる行動を取ってみると
意外と「あなたなりの成功」が近くで待っているかも?


だって、他のみんなが歩いたことのない道だから。


・・・

(終)


ちなみに、このお話は「右か左か、人生コース」という表題で描かれています。ドラえもん42巻なので、ご興味があればレビューなど見てみてください。(別の”ドラえもん大全”では12巻)



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