最後の親知らず

日常の感覚をつぶやく写真日記です。
小話として、よければお付き合い下さい。

自分らしさ

親知らずを抜きました。取れた歯を撮ってもいいですかと尋ねたら、イケてる容器に入れてくれました。ありがとう

サービスの細部をよく見るので、歯科ならではの着眼点だなあと感じました。

入っているのは歯ですが、消毒もしてくれたようで。五分以上は歯を眺めていました。ありがとう

「長所は視力と歯並びです」がお決まりのセリフでした。

親知らずは痛みもなく、他人から見える場所には生えていません。それでも抜いたのは、沽券に関わると思ったからでしょうか。

詰まるところ、他者がどうではなく「自分が見ている自分」が重要なんでしょうね。

社会生活なら他者に気を配りますが、自分事なら自己満足で生きて良いのだと思いたいところです。

「親知らず」なので、抜歯の報告を親にしました。

おわり

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