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「青山」の地名の起こり

「寛永江戸全図」は臼杵市臼杵図書館が所蔵する地図で、現存最古の江戸全体図です。
2001年から始まった臼杵市の絵図資料調査で存在が確認されました。2005年には年代の詳細な検討が行われ、それまで「明暦以前の江戸全体を窺い知る唯一の資料」とされてきた「正保江戸図」を更に遡る寛永末期年代のものであることが判明しています。
寛永、延宝とその変化を追って見ると、現在の南青山一帯は徳川家康重臣 青山大膳下屋敷であったことが記されています。
そもそもこのことが、この付近一帯の地名「青山」の起こりとなりました。
(大まかですが、赤く印をつけた辺りが日本ベッドの本社位置です)

※「寛永江戸全図」:株式会社 之潮-Collegio- 2007年12月10日 第1版第1刷 発行 より、一部加工

-2020.07. 公式サイト初出-