日本大学探検部

文化団体連合所属日本大学探検部です。 登山からラフティング、クラインミング、ケイビング…

日本大学探検部

文化団体連合所属日本大学探検部です。 登山からラフティング、クラインミング、ケイビング、ツーリングなど様々な活動をしています。 noteでは活動の記録や、部員の近況、そして探検部員としての野望まで、不定期で記事をUPしていきます!

最近の記事

文化繁栄の遺構を訪ねて

 探検部が行う活動は自然と戯れる類いのものが多い。おそらくそういった活動については他の部員が思いのままに様々語ってくれると思うので、今回はその反対に位置する、言わば人工物と戯れる活動について、その中でも筆者の趣味である廃線探索の魅力について語ろうと思う。  廃線探索は、かつて営業されていた鉄道路線の痕跡を辿り歩くという活動である。殊に日本において鉄道は重要な輸送機関であり、その有無で都市の形成・繁栄の仕方が大きく異なる。鉄道路線の変遷を知ると言うことは、その沿線の都市の変遷知

    • 「冬の思い出」

       世間はそろそろクリスマスを意識し始める季節になってきた。という訳で、一人の探検部員である僕(庄子)が経験し、印象に残っている、冬にまつわる2つの思い出(探検部としての活動)を紹介しようと思う。 1) そうだ、海に行こう  ある年の冬、普段埼玉に住んでいるせいなのか、突然「海」を見たくなった僕はカヤックで久喜から利根川に乗って「海」を目指し、その行程を始めた。しかし渇水期のためか、どんなに漕いでも川岸を散歩するおじさんに抜かされるほどカヤックは進まない。終いには向かい風の冷

      • 伊豆半島一周~ジオみを求め「探検」する~

        日本大学探検部56期 文理学部 地球科学科 2年  佐野 『じお-み【ジオみ】(名) 地球科学的視点で「アガる」感情を呼び覚ます場所、物事。』 こんにちは!文理学部2年の佐野です。 今日は自分の好きな地学と地理の事を、春に回った伊豆半島の話を軸に話したいと思います。 この伊豆半島一周する企画を立てたのは僕なのですが、自分は静岡出身で伊豆半島北東部は子供の頃から行き尽くしていたもののそれ以外の地域はそんなに行った事が無く、せっかくだから行ってみたいな、と思ったため、この企画

        • アイデンティティー

          日本大学探検部55期渉外 久保結花 最近カレーに『探検』を感じ、夜ご飯に毎日のようにカレーを作っている。 いきなり突飛な話で、探検とはなんだ、探検を感じるとはなんだ、という問いを読者諸君は持ったに違いない。 そもそも「私は探検部」と友達に紹介すると翌日には「冒険最近行ってる?」という話になるほど一般人からすれば探検という言葉の定義づけはあやふやなものである。なんなら帰国子女の友人に『Adventure』と『explore』の違いを問うたところ、「そんな厳密に使い

        文化繁栄の遺構を訪ねて

          部を担うー新部長として

          新部長の北条です。 私たち探検部は、登山、沢登り、ラフティング、自転車など自由な発想をもとに多様な活動を行ってきました。私自身、この自由であるという所こそが探検部らしさであり、魅力だと思っております。 昨今、新型コロナウイルスの影響により活動ができないという状況に晒されております。しかしこのnoteという試みに代表されるように、今だからこそ出来ることを模索していき、長い歴史に裏付けられた探検部らしさを守りつつ、新しい試みを臆せず行い次代に誇れる部にしていきたいと考えております

          部を担うー新部長として

          運動部がnoteをはじめるということ

          完全アウトドアな探検部がなぜ文章を書いて発信していこうとしているのか。  いくつか理由はありますが、発案者が部内での提案に踏み切った最大の理由は新型コロナウイルスによる対面での部活動禁止の長期化でした。対面活動禁止の通達が大学からきたのは昨年度の3月頃です。その頃は世の中でコロナはインフルエンザと同じで夏には感染力が弱まるとの見方があり、我々部員も夏の活動は出来ると思っていました。しかし、事態は収まる気配もなく、現在でも活動再開の見込みは立っていません。  運動系の部活やサ

          運動部がnoteをはじめるということ