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【安倍晋三に騙されない為の誰も教えてくれない本当のこと】#7~「改憲」はなぜ間違いか

 世の中は以前として新型コロナで大変な訳だが、これを利用した安倍政権による政治的な動きもいくつか露見されるようになってきている。その最たるものが、これだろう。

   自らが発した改正新型コロナ等特措法に基づく「緊急事態宣言」が上手く機能せず、それこそ更なる延長が不可避となった事を憲法に「緊急事態条項」がないせいにし、改憲に結びつけようなどというのは論外というしかないのだが、その論外な理屈に61%もの国民が騙されてしまっていることはまさに危機的状況というべきだろう。

  勿論、安倍の発令した「緊急事態宣言」が上手くいかないのは、検査を抑制したままの感染拡大防止策、そして補償や給付を伴わない為に休業などの経済活動停止が自粛要請に止まらざるを得ないことにしかないのは言うまでもない。

  逆にもし憲法に「緊縮事態条項」があったとしても、休業補償や現金給付を伴わないままに企業休業や都市封鎖を命じられたとしたら、新型コロナなどの感染症で亡くなる前に国民は飢え死にするのが不可避なのだから。

 この町山氏のツイートにあるように、今回の新型コロナの問題点は憲法ではなく、十分な補償や給付をしないままに休業や都市封鎖をしようという今の安倍政権のやり方にこそ問題があることは忘れてはいけないだろう。

 それでも自ら公言して憚らないように「改憲」を何としても自らの手でなし遂げたいと思っているのが安倍であり、今回の「安倍晋三に騙されない為の誰も教えてくれない本当のこと」は、5月3日が「憲法記念日」という事もあって、この「改憲」、「憲法」のことについて考えてみたい。

 先ずは、この「憲法記念日」についてなのだが、少し疑問に思うことはないだろうが…

 「憲法記念日」はご存じの通り、 1947年(昭和22年)5月3日に日本国憲法が施行されたことを記念した祝日なのだが、もう一つ、日本には1946年(昭和21年)11月3日に日本国憲法が公布された日で、「文化の日」という祝日もある。一体なぜ「憲法」の施行と公布、両方の日が祝日になっているのだろうか?

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